【イオンモール堺北花田】ビュッフェのお味噌汁のお味噌が変わりました｜Café＆Meal MUJI・白樫くんのレポート
2019/07/14
Café＆Meal MUJIのビュッフェは、素材のおいしさを生かした料理がお腹いっぱい楽しめるということで、毎日たくさんのお客様で賑わっています。
今日のレポートは、Café&Meal MUJIビュッフェのキッチンスタッフ・白樫（しらかし）くんがお届け。「お味噌汁のお味噌が新しくなったんですよ！」と、輝く笑顔で教えてくれました。
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こんにちは、白樫です。前に僕が考えた『自家製塩麹チキンの照り焼きピザ』を紹介させていただき、今回が2度目の登場です。
（僕の顔をタップすると該当記事につながります。どうぞ。）
ビュッフェでは、いつ何度来ても楽しんでいただけるようにメニューを不定期で変えています。
そこで人気のお味噌汁。いま、堺・津久野町にお店を構える『糀屋 雨風（こうじや あめかぜ）』さんのお味噌を使用しております！
当店のグロサリー売場でも取り扱い中のこのお味噌は、雨風さんが創業・1689年当時から変わらない製法で手づくりされたもの。
その豊かな風味や香りに魅了され、僕も普段から毎日の料理に使わせていただいています。
ここ糀屋雨風さんに、今年の4月に藤林シェフのお供として初めて産地訪問をし、実際にお味噌をつくる工程を拝見しました。そのときのことを一部分ではありますが、ご紹介します。
風情がある雨風さんの店構え。暖簾をくぐるとまるでタイムスリップしたのかと思うような、昔ながらの杉でつくられた道具がぞろり。
米などを蒸す杉桶に、立ちこめる湯気。ここからあのお味噌がうまれるのかと、胸が高揚するのを感じました。
こちらは、糀づくりに大切な蒸し米をほぐしている様子。
この部屋では16代目・豊田 宣広さんが、糀についてお話してくださいました。
“酒、味噌づくりには『糀』がなにより大切であり、糀をつくるには、厳重な温度管理が必要だ。”と、いうこと。
実際僕も、部屋に入ったときは暑いと感じなかったのですが、作業をしていくうちに糀が発酵し、部屋全体の温度が上がっていくのを体感しました。
そのとき“糀は生きている！”ということを実感し、糀の持つパワーに圧倒されたのです。
また、味噌は種類によってつくるのにかかる時間が異なります。短いものでも1ヶ月、長いものでは1年も。出来上がり日から逆算して毎日の作業工程が考えられ、気の遠くなるような長い時間と手間ひまをかけてつくられています。
多くの人から愛され求められている、雨風さんのお味噌。それは先代たちが大切にしてきた製法を守り続けているからこそ、つくられているものなのだと、産地に触れて実感しました。
そんな雨風さんの想いが詰まった味噌に出会えたのも、もとを辿れば、おかあさんがこの世に産んでくれて、おとうさんが、一生懸命、働いてくれて、家族、友達、先輩、後輩、全ての関わってきてくれた人たちが、育てくれたおかげで、感謝しかありません。次はそれらを僕が倍返しする番なのです。
僕たちは食材のひとつひとつに、それぞれストーリーがあると考えています。
そのストーリーを知るために、これからも産地訪問に伺わせていただき、生産者さんの苦労や喜びを肌で感じ、その食材を調理して、お客様に提供することで、生産者さんの想いをひとりでも多くのお客様に伝えていきたいと思っております。
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「僕らのお店ではいりこからだしを取り、それに風味豊かな雨風さんのお味噌を合わせることで、ついついたくさん飲んでしまうお味噌汁に仕上げています。ぜひ、この機会にお立ち寄りいただければ幸いです！」
いちばんの笑顔で笑って話してくれた、白樫くん。
Café&Meal MUJIのビュッフェは私もよく利用します。素材を生かして丁寧につくられた料理は、ひとくちひとくち口に運ぶたびに、藤林シェフや白樫くん、そして生産者さんたちの顔が浮かんでくるようで、何度行ってもまた新しいおいしさに気づく、そんなビュッフェです。
ビュッフェが味わえるCafé&Meal MUJIはここ、堺北花田の店舗のみ。ぜひ一度、お腹を空かせてお越しください。きっとお腹も心もまんぷくになるはずです。
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ランチ 10:00-16:00
ディナー 17:00-21:00（20：30ラストオーダー） 大人 税込1,300円
小学生 税込900円
幼児（4歳から小学校入学まで）税込300円
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※2019年3月より、ランチ・ディナービュッフェの価格を統一しております
