【イオンモール堺北花田】おじいちゃん|私とこの本

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2019/06/21

 こんにちは、BOOKS2号です。
 今週、読んでおすすめする絵本は『おじいちゃん』です。
おじいちゃんと女の子の日常を切り取ったこの作品は、思わず自分の幼い頃を重ねてしまいます。
 
『おじいちゃん』
出版社:株式会社ほるぷ出版  著:ジョン・バーニンガム 訳:谷川俊太郎
こちらは古書ですので、お取り寄せなどは致しかねます。ご了承くださいませ。

仕事が忙しくてしばらく祖父母とは会えずにいましたが、先日、夕食を一緒に食べることに。
「久しぶりに会えてもう胸がいっぱいやわ。」と大喜びしてくれた祖父。
「遠慮せんといっぱい食べや~。」と昔から変わらずたくさん美味しいものを食べさせてくれる祖母。
二人とも会わない間に白髪が増え、背も小さくなったような気がして、
あとどのぐらい会えるんだろう。と少し寂しい気持ちになった帰り道、ふと思い出したのがこの絵本です。
女の子とおじいちゃんがお互いに語りかける様子はまるで自分の幼い頃そっくりで、自然と自分の幼い頃の思い出を当てはめていました。
三人でよく行った洋食屋さんや、「じいちゃんには内緒やで。」とおばあちゃんがおじいちゃんのアイスを私にくれたこと。
ページをめくるたびに懐かしい出来事を本が思い出させてくれたのと同時に、いつまでも忘れずにいよう。と思わせてくれました。

時々、本を読むと誰かを思い出すことってあると思います。
主人公と友人が似ていたり、幼い頃の自分を思い出したり、まるで写真のアルバムを開いたかのように懐かしい日々や誰かを思い出させてくれる。
本には読むだけでも自然と自分の思い出を振り返ることができる、そんな素敵な力もあるのだと改めて感じさせられました。

「私とこの本」で紹介の絵本は、今日のずっといい言葉の黒板の裏側にあります。
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。

 

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