店内の承りカウンター横には、れんこんの写真が大きく飾られています。当店に来たことがある方は一度は見たことがあるのではないでしょうか。
門真れんこん(別名:河内蓮根)と呼ばれるこのれんこんはその名の通り大阪府門真市でつくられています。門真市は湿地が多かったこともあり、明治以降かられんこんづくりが行われてきました。
掘り出したままのれんこんを見ると、真っ黒な泥がたくさんついています。どうしてこんなに泥がついているのでしょう。
門真市で門真れんこんの生産をしている辻他さんの畑を訪れると、辺り一面が粘土質のどっしりとした泥になっていました。一般的なれんこんは水分の多いやわらかい泥のなかでストレスなく育ちますが、あえて固い粘土質の土の下で育っているからこそ、生き抜くためにたくさん栄養素を蓄えるのだとか。
収穫も水を入れて泥をかき出しながら行うのが一般的ですが、辻他さんは泥を手で少しずつかき分けながられんこんを掘り出します。
固くて重い泥を手作業でかき分けるのは、本当に大変な作業で、実際に収穫を体験したことのあるCafé&Meal MUJIの藤林シェフも「今までの収穫体験とは比にならないぐらい大変やった」と話していました。
「こんな大変な門真れんこんをなぜずっとつくり続けているんですか」との藤林シェフの問いに、辻他さんはこう語ります。
「そらぁ、門真れんこんは最高やし、こんなれんこん他にはない。それをずっと守りたい。そして何より、お客さんからのおいしい、今年もやっぱり門真れんこんやな」の声が何より嬉しいのだと。
お店に並んでいる門真れんこんも掘り出したときのまま、泥がついています。泥はとって売ってほしいという声もありますが「人件費や水道代がかからないからその分安くできるし、鮮度も保てて一石二鳥」と辻他さん。れんこんの鮮度を保つため、注文が入ってかられんこんを掘り出すという徹底ぶりです。
おいしい門真れんこんは、生産者の皆さんの絶え間ない努力があったからこそ生まれ、今も継がれています。
こうして私たちのもとに届く門真れんこんは栄養をたくさん蓄えるために身がぎゅっと締まっていて、ごろっとシャキッとした歯ごたえのある食感が特長です。
そんな門真れんこんを贅沢につかったのが『門真れんこんの和風ハンバーグ』。シャキシャキとした歯ごたえのあるれんこんと出汁が香る和風あんかけの相性がよく、ついついごはんがすすむ一品です。
18日(金)から21日(月・祝)の周年市期間中は、辻他さんの門真れんこんや地元・大阪うまれの野菜をつかった商品が店頭入口にたくさん並びます。
ぜひこの機会に、大切に育てられた野菜を味わってくださいね。
人間は未来に何を残すことができるのでしょう。おいしいってなんだ。私たちは四年前の開業からずっとつないできたこの問いをこれからも地域の皆さんと一緒に語り合いながら無印良品イオンモール堺北花田をもっともっと良い場所に育てていきたいと考えています。良い畑には良い土が継がれていくように。あきらめずに。くりかえす毎日に感謝をこめて。
周年市
おいしいは継がれていく。
2022.03.20 4th Anniversary
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無印良品 イオンモール堺北花田 2022.3.18