キッチンカウンターの裏側にある売場では、カカオの外皮をつかった、カレー、シロップ、お塩、醤油などがバリエーション豊かに並んでいます。
“SIZEN TO OZEN(しぜんとおぜん)”では、普段は捨てられてしまうカカオの外皮もつかって、“もったいない”をなくし、カカオの新しい価値を生みだす取り組みを行っています。
みなさんは、カカオポットを実際にみたことはありますか?実は意外と大きくて、ごつごつとしています。
この中に、私たちが知っているカカオ豆が入っているんですよ。
カカオ豆からチョコレートをつくる工程で “ハスク“というカカオの外皮と、チョコレートの元になるカカオニブに分かれます。
“ハスク”は硬くて、加工がしにくく、チョコレートのなめらかな舌さわりをつくるために、捨てられてしまいます。
そんな“ハスク”もカカオニブと同じように、香りが豊かでポリフェノールたっぷり。
“SIZEN TO OZEN“では、捨てられてしまっていたハスクも無駄なく活かし、おいしく食べられる商品をつくっています。
第一回目の今回は、たくさんある中でも特に気になった、『カカオ生コーラ』と『カカオジンジャーレモンシロップ』をご紹介します。
■『カカオ生コーラ』消費税込1,620円
シナモンやナツメグなど、9種類のスパイスと、レモン、ライム、オレンジの3種類のフレッシュな果汁がたっぷり入った生コーラです。
たっぷりの氷に、お好みの量の『カカオ生コーラ』を入れて、炭酸水を注いだらコーラの完成!
甘くてすこしスパイシーな味わいです。自分の好きな割合に調節ができるのも嬉しいですよね。
飲むだけではなく、お料理にもつかえます。
SIZEN TO OZENのInstagramから、アレンジレシピを見ることができるので、ぜひお試しくださいね。
■『カカオジンジャーレモンシロップ』消費税込1,620円
コスタリカ産カカオ、国産の生姜、瀬戸内海レモンをブレンドしたジンジャーシロップです。
ひとつひとつ手作業で丁寧に処理した生姜を、皮まで丸ごとすりおろしているそうです。
こちらも同じように炭酸水で割って飲んでみます。
ほんのりカカオの風味と生姜の味わいが口の中に広がります。生姜のおかげで、飲んだ後も、からだの内側からじんわり温かい。からだが冷える冬にも飲みたくなりました。
こちらもお料理に最適なんです。 『カカオジンジャーレモンシロップ』をつかった、生姜炒めをつくってみました。
醤油:シロップを3:1で混ぜ合わせるだけ。
生姜をすりおろす必要がなくて簡単につくれます。
ほのかに香るレモンが脂っこさを抑えて、ごはんと一緒に食べたいやみつきの味に。
カカオって、チョコレートのイメージが強かったけれど、「お料理にも合うんだ」と新たな発見。カカオの香りや味わいが、お料理の味をぐっと高めてくれているんですね。他の商品もますます気になってきました。
次回もぜひお楽しみに。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2021.5.14