7月になり、今年も夏が来た!と日に日に感じるようにようになりましたね。
私は夏になるとカレーが食べたくなります。みなさんも夏にカレーが食べたくなるという方も多いのでは。
いまや日本の国民食の一つとも言えるカレー。なぜ夏になるとカレーが食べたくなるのか不思議に思ったことはありませんか。スパイスの香りが鼻を抜け脳を刺激する。何ゆえ、こんなに私たちを魅了してやまないのでしょう。
「カレーってなんだ?」
頭で考えても何にも浮かばない。「習うより慣れろ」「考えるな感じろ」と、誰の言葉だったか。まずは食べて味わい、刺激を感じてみることにします。
さっそく新商品の『ゲーンパー(森のカレー)』をスタッフでいただいてみました。
ゲーンパーって聞きなれない言葉ですよね。タイ語で、ゲーン=カレー、パー=森という意味なんだそう。ぶなしめじ、たけのこ、きのこなどの森の恵みや鶏肉がごろごろ。赤唐辛子とハーブがぴりり。これがタイ東北地方発祥のカレーです。
無印良品のカレーは現地の味をお手本にしているんですよ。
ごはんやナンでいただくのはもちろん、今日はノンフライ乾燥麺でつけ麺にしていただいてみました。
スパイスやハーブって、香りも風味も良くて食欲がそそられますね。夏にカレーが食べたくなるのは、ここに秘密がありそうです。
『素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)』消費税込350円
『北海道産小麦粉使用 ノンフライ乾燥麺』消費税込150円
つぎはカレーの歴史について。
カレーに欠かせないスパイスはインダス文明のころより栽培されてきました。スパイスを多用する料理の総称をインドではカレーというそうです。タイカレーは、スパイスよりも生のハーブを多用し、インドのカレーとは別の料理なのだとか。「カレー」と一言で言っても国や地域によって大きくちがうものなんですね。
カレーはインドより形を変えてヨーロッパへ。されにそこから明治時代の文明開化と同時にイギリスから日本へ伝わってきました。
スパイスやハーブのような香辛料は、食べると汗をかきますよね。人は汗をかくことで、体温の上がりすぎを防ごうとします。暑い暑いって言いながらも、辛いものが食べたくなるのは、体温をうまく調節しようとするからなんだとか。
また、スパイスやハーブは食欲をそそる「香り」や「辛味」といった刺激もあります。食欲がなくなりがちな暑い夏も、しっかりと食べて元気に過ごしたいものです。夏バテしないためにも、カレーはぴったりの食べものと言えます。
なるほど。だから、夏になるとカレーが食べたくなるんですね。
『スパイスカレー事典』(パイ・インターナショナル / 水野仁輔)消費税込2,860円
『世界のカレー図鑑』(マイナビ出版)消費税込1,738円
カレーってなんだ?
もっともっとカレーについて知りたくなった私たちは、OpenMUJIでカレーの商品を集めてみました。レトルトカレーにカレーにまつわる本などいろいろと。
暑い夏をカレーを食べて元気に過ごしましょう。
無印良品 イオンモール堺北花田 2020.07.06