無印良品イオンモール堺北花田の食品売り場に、小さなキッチンカウンターがあるのを知っていますか。
キッチンカウンターでは、野菜ソムリエの先生や無印良品のスタッフが、季節にあわせて旬の野菜を使い、おいしい料理をつくっています。できたての一品は、その場でご試食ができます。
今回はオープンから2年が経ち、オープン当初からキッチンカウンターでメニューをつくっている4人の野菜ソムリエの先生方に、お話を聞いてみました。
■プロフィール
■Q まずは、キッチンカウンター2周年を迎えて、一言
A. 廣江さん「皆さんに感謝。よく続いたな……と思います」
A. 飯間さん「一言でいうと、あっという間でした。でも、やってたことはすごくしんどかったです。新しいレシピを生み出せない日もたくさんあったけど、今思うとあっという間。一瞬でした」
■Q キッチンカウンターでのお客さまとのエピソード、スタッフとのエピソード、嬉しかった事は?
A. 宮下さん「常連さんが、“この前のレシピ、家でつくったよ!”と声を掛けてくれるんです。“実際につくってみて、ここが上手くいかなかった”とか、過去のレシピの会話ができるのがうれしいですね」
A. 廣江さん「お母さんが子どもに食べさせて、ぱくぱく食べてたら“この子人参嫌いやのに食べてる!”と驚いてレシピを持って帰ってくれることもあって。そういうのを見たら、あぁ、やっててよかった。って思います」
■Q 堺北花田店の魅力、好きなとこは?
A. 宮下さん「スタッフさん達の仲の良さが伝わってくる!気持ち良く協力してくれるから、やりやすいです」
A. 廣江さん「スタッフの皆さんも、試食しにきてくれて、帰りに野菜を買って帰ってくれるひとも多いです。実際に働いている方が買い物したくなるお店だと思います!」
■Q 間もなく300レシピになりますが……、印象に残っているレシピは?
A. 稲田さん「やっぱり『ブロッコリーのアーリオオーリオ』かな。一番最初につくったメニューで、あんまり手を加えないことを考えて、湯がいてオリーブオイルとにんにく、唐辛子だけ。まずはブロッコリーのおいしさを知ってもらう為に、できるだけシンプルにつくりました」
A. 飯間さん「一番印象に残っているのは『じゃがいものだし酢炒め』。その日だし酢が良く売れたんです。Cafe&Meal MUJIのシェフがこのレシピを気に入ってくれて、メニューにだしてくれて、すごくうれしかったです!」
■Q ボツになったレシピは?
A. 稲田さん「普段あまり食べることがない野菜を、キッチンカウンターで知って食べるようになってほしいと思い、『つるむらさき』を使ったレシピを考えたんですけど、何度つくってもダメで……。また来年かなって持ち越しちゃっています」
■Q 最後に。今後、キッチンカウンターや無印良品でやってみたい事は?
A. 廣江さん「今は1日1レシピですが、簡単な食べ比べをしてもらいたいです。例えば、同じ野菜でも品種によって
違ったり、調理法によって全然変わるんです。そういうのを食べ比べしてもらって、家でもつくってもらいたいですね」
A. 稲田さん「たしかに、いくつかの調理法を知れたらうれしいですね!」
安心安全のため、キッチンカウンターの臨時休業につきまして多くのお客さまからご理解、ご協力をいただき感謝申し上げます。
再開の日程につきましては、以後の状況を考慮したうえで判断し、改めてお知らせいたします。
無印良品 イオンモール堺北花田 2020.4.5