こんにちは。
鎌倉店ではホテル宿泊者の方向けに
朝ごはんをご用意しています。
今までとは内容がかわりましたので再度朝ごはんのことをおたよりにしたいと思います。
現在は和食と洋食のどちらかをお選び頂きます。
和食は「しらすと豚汁の定食」
洋食は「キーマカレーのホットサンド」
パン、ヨーグルト、グラノーラ、ドリンクはビュッフェスタイルです。
※ 感染症対策につき、手指消毒とエンボス手袋の着用を宜しくお願いします。
料理が作られ、みなさまの口へ運ばれるまでには沢山のストーリーがあります。
和食のしらすは鎌倉漁港協同組合所属の漁師
喜楽丸 さん
三郎丸 さん
もんざ丸 前田水産 さん
が獲ったしらすを提供しています。
ここでのしらす漁のこだわりは
1隻の船で網をひく"1艘曳き"という漁獲法ということです。
長時間網を引き、一度に大量のしらすを漁獲できる、2隻の船で網をひく2艘曳きが一般的ですが、1艘曳きは網をひく時間が数分間と短く、漁獲量は限られるものの活きたまま、しらすの形を崩すことなく船上に揚げることができます。
新鮮なうちに釜揚げにしてできた、
釜揚げしらすを和食ご飯の主役としてご提供しています。
和食のとん汁と洋食のキーマカレーには
鎌倉海藻ポークを使用しています。
料理研究家 矢野ふき子さんと
地元の漁協、福祉事業所の皆様と
(有)臼井農産 臼井欽一さん
そして関係する皆様でつくり上げています。
水産、畜産、福祉の連携で生まれ、
誰かが欠けたら完成されない鎌倉発のブランド豚です。
捨てられるはずだった浜辺に打ち上げられる沢山の海藻を、障害者の手を借りて豚の飼料化にしています。
飼料を与えられ育った鎌倉海藻ポークは脂肪が少なく、柔らかく、うま味がぎゅっと詰まっています。
鎌倉店では一頭買いにし、食材の無駄を無くすため部位によってより美味しい食べ方を考えています。
ミンチにすることで美味しく食べられる部位を使い、キーマカレーが完成されています。
生産者の思いと食材を引き継がれながら、お客様のもとへと料理が届けられています。
矢野ふき子さんの講演会を受け、
食材のストーリーを知ったうえで食べると味わいが変わるとのお話に共感しながら聞いていました。
私にも漁師の親がいますが、
昔は毎日のように家に並ぶお魚が苦手でした。
食べられるようになったのは朝早くから漁に出る大変さだったり偉大さに気づいたからです。
生産者の思いやこだわりが込もっていることに気づくと美味しくなるから不思議ですよね。
皆さんも、想像しながら食べてください。
きれいに食べきってくれることが、生産に関わる方たちへの恩返しとなり、糧となり、フードロス削減にも繋がります。
朝は一部ビュッフェスタイルをとっていますが、お客様には食べ残さない適量の盛り付けも意識して過ごして頂けると全員が気持ちの良い朝を過ごすことができますね。
朝は量多く食べられないという方は、調整しますのでご相談ください。
食べる行為も少し違う視点でみることでさまざまな貢献へと繋がります。
きっと普段の食事が心豊かにする出来事にかわります。
本日のおたより ヒガシダ
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