【Café＆Meal MUJI 鎌倉】かまくら、散歩。道路開通記念之碑

おはようございます。

本日、成人を迎えられるみなさまおめでとうございます。

今年は例年とは異なる成人の日となりますが、
心よりお祝いを申し上げます。
 
江の島から由比ガ浜方面に134号線を進んでいく途中、稲村ケ崎の切通しを抜けると海が広がります。
本日は、その切通しを抜けた右側にあった石碑についてです。

   
 
「吾妻鏡」に“鎌倉の西の境”と書かれているように一連の山が鎌倉への通行をさえぎり岬の下の砂上に小道がわずかに通れる程度だったそうです。新田義貞が鎌倉を攻めるときに武士たちを集め岬の上に立ち、後醍醐天皇からいただいた黄金の太刀を海に投げ成功を祈った所、潮がひき始め武士たちは海の神様が味方してくれたと喜び海岸から鎌倉に攻めこんだ。というお話はとても有名です。
 
稲村ヶ崎の切通しができたのは昭和１３年頃だそうです。県道片瀬鎌倉線（現在の134号線）の開削工事が行われ稲村ヶ崎の丘陵が分断され切通しが開かれました。第二次世界大戦中には伏龍隊の地下基地があったそうです。それまでは海岸経由の道路は極楽寺坂を通っていたとのことです。その極楽寺坂の切通しができたのは、鎌倉時代に入ってからと言われており、鎌倉時代の初めまでは藤沢方面から鎌倉に入るには、化粧坂（けわいざか）を通っていたようです。


 
 

本日も読んでくださり
ありがとうございました。




月曜日のおたより　エマ

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