大名という地名に建つ、無印良品 天神大名店。
江戸時代、福岡城の(大名)と呼ばれる家臣たちの居住地域だったと聞く。
そして、少しばかり奥の通りは城下町、染物屋がならび、紺屋(こうや)とよばれていた大名紺屋町。
今でも、アパレルや古着屋の集まるにぎやかなエリアだ。
そんなことを思いながら、シャツを眺める。
古から続く、藍の染色。
ジャパンブルーの深みと優しさは、大名から庶民まで幅広くに親しまれていた。
今、わたしたちは大名紺屋町の住人で、藍をつなげている。
滅多に口にしない(運命)という言葉が浮かび、照れくさい。
なんとなく(藍と愛)も、似ている気さえする。
静寂色のグラデーション、いつか誰かと藍のご縁がありますように。
■今日のスタンダード
久留米藍のシャツ:対象のシャツ代金+藍染料金(2800円消費税込)
手染めによる風合いが魅力です。
詳しくは店頭でお問い合わせ下さい。
無印良品 天神大名