【天神大名】 てくてくのススメ その12 │まち歩き

top

イベント・地域情報/地域情報

2020/09/27

こんにちは 天神大名です。
 
天神、警固公園にもススキがゆったりと揺れ、そろそろ秋も折り返しです。
 
秋めいた空気、おいしいコーヒーを飲みたい季節でもあります。
そんな時、ここだなと思うお店の一つに行ってみたいと思います。
元々は、ここ大名1丁目で長年、営業されていたお店で、現在は福岡市中央区の大手門に移転されています。
きっとコーヒー好きの方の中には、あそこかなと想像している方がいるかもしれません。
 
今日は夕暮れ時のてくてく開始です。
 
天神大名から明治通りを西へ歩き15分お濠沿いを散歩して、地下鉄空港線の大濠公園駅東口のある昭和通りからひょいと曲がると1分くらい。
白壁の小さなアパートHANADA荘があります。
 
door

こちらの1階、夕闇照らすライトに導かれ(珈琲 フッコ)さんに着きました。
どこからか鈴虫の音も聞こえ、ナイスアシストです。
kanban
 
喫茶でもなく、カフェでもなく、珈琲というところが今日の気分です。
夜も遅い時間まで開いているので、夕飯を終えて来ても充分間に合います。
 
isu

いらっしゃーい。
決してお馴染みさんではないのですが、いつものオーナーのごあいさつ。
カウンターとこじんまりしたテーブル席が少し、毎回どこに座るか悩みます。
 
kounnter

お馴染みさん他、おひとりさまも多く、ペンを片手にお仕事モードの方や、本を静かに読んでいる方、それぞれがこの空間に自分の居場所をみつけているようです。
奥に小さな書棚もあり、書籍以外も、わーこの漫画ってのにも再会できたりします。
音楽はJAZZやボサノヴァ、なんだかわからないジャンルもありますが、たくさんのレコードやCDはオーナーのセレクトです。
ちゃんとナウリスニングコーナーにちょこんとCDをおいてくれています。
リズムにあわせ、キュッキュッとカップをふきあげていくオーナーをこっそり見ているとこちらまで楽しくなります。
自分の好きな事が仕事だとこんなリズミカルな毎日なんでしょうね。
 
pou
 
pou up
珈琲という看板の通り、こちらは自家焙煎の豆の種類も豊富です。
いい香りの焙煎の場面に出会えたら、ラッキーかもです。
ネルドリップで淹れられる深い香りと苦みの本格派、福岡内外からコーヒー探訪のお客様も多いのです。
当たり前ですが、出される温度、味と香り、あー来てよかったと思う瞬間です。
コーヒーのアレンジメニューもしっかりとあります。
又、懐かしいパンメニューもたくさんあるので、小腹をすかせていくのもよいです。
お隣のお二人がシェアしてた直径15㎝くらいのココットに焼かれたパンプディング。
ボリューミーでとてもおいしそうでした。
写真がないので、イメージはココットの上に大きなメロンパンがのってる感じです。
cookey
 
french

心くすぐるパウンドケーキやクッキー、生チョコレート他、メニューにも(フッコのおやつ)と記載されてます。
クッキーのチョコ模様が顔に見えて、ふっ。
お値段もおやつ価格¥40~¥360とお手頃です。(ケタ間違っていませんよ)
フレンチトーストもペロリ確定、素朴だけどみんな大好きな味だと思います。
 
そして、ピノキオのお話のゼペットおじさんを連想させるほんわかオーナー、運んでこられるときの丸眼鏡越し(おまたせー)のひと言と笑顔は癒されポイントですよ。
 
tokei

おなかも心も整い、さて、おいとまかなと時計をみると、あと少しで7時です。
音楽が途切れるとカチカチとひそやかな針の音はしていましたが、どうせなら、きいていこうかな、柱時計。
ボーンボーンと、懐かしい音が響きます。
マニアではないですが時計までも音響いいな、なんて思いました。
 
ko-na

おじいちゃん家みたいに名残り惜しいフッコさん。
次回はあの席に座ってパンプディングチャレンジです。
 
みなさんも、秋の夜長のおいしいコーヒーとおやつ、是非どうぞ。
 
次回のてくてくもお楽しみに。
 
珈琲 フッコ
住所 福岡市中央区大手門3-5-20花田荘1F
電話 092-714-5837
営業 13時~23時(日曜のみ21時迄)
※OSは1時間前迄です
定休 水曜日


無印良品 天神大名