【天神大名】LOCALMUJIをたずねる旅・五島│地域情報

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2023/07/16

こんにちは 天神大名です。

山笠が終わると梅雨が明けるといわれる福岡、もうそろそろですかね。

今日は、無印良品でお取り扱いをしている地域モノ【LOCALMUJI】生産者さまを訪ねた模様をお伝えします。

今回の舞台は長崎県・五島列島福江島、最近は五島が舞台のお話も多く、皆さんご存じの方多いかもしれません。
福岡から飛行機だと40分くらい、あっという間に到着です。

空港に降り立つと緑深い景色と樹木の香りがしました。

1.5ikiiki


まずは、いつもお世話になっている【いきいき五島】さんご夫妻を訪問します。
島の椿のかすを利用したお野菜は、イベント(天神大名)や、LOCAL青果(大丸福岡天神)でもお馴染みです。

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オーナー夫妻のアテンドの畑には、カエルやバッタなどが飛び跳ね、自然と調和した環境だとわかります。
そうは言っても、お手元に届く際は新鮮できれいにとスタッフの方が一つ一つチェックされていて、丁寧さが伝わります。
ハウスのさつまいもは品種ごとに、露地栽培の夏野菜へといくつもの畑をまわります。
朝なので、もぎたてのトマトをちぎってくださいました。
赤いトマトも良いけれど、青々しいトマトも夏らしい味でした。

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五島といえば(塩)昔ながらの製法でぐらぐらと火にかけられている工房がいくつもあります。
そして、海のめぐみといえば練り物(鮮魚)です。

こちらの【浜口水産】さんは、お出汁や練り物(てんぷら)、ペット用のおさかなフードまで幅広く生産されています。
地元の子供の工場見学コースにもなっていて、行き届いた管理体制と共に海洋環境を守ることにも力をいれているとの事でした。

つくるだけじゃなく、未来の事を考えるのは、もうスタンダードですね。

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丁度、お昼時、いきいきさん推しの【te to ba手と場】さんにやってきました。
もともと鰹節やさんだった古民家をリノベーションしたカフェです。

特別に朝どれの野菜をお願いしてオーブンへ、素材の旨みは塩のみで充分です。
五島の旬のフードやドリンクのほか、店内にはローカル雑貨や食品もずらり。
大漁旗のトートや小物、これは不要な大漁旗を寄付して頂きアップサイクルしているそうです。
その他、宿泊や五島ブライダルのプランニング、雑誌制作など五島らしさを追及する多彩なオーナー、こういうローカルヒーローとの出会いも大切です。

その他にも、生まれて間もない子牛を見せて下った、【山口ファーム】さん。
私たちの絶賛学び中のトレーサビリティ(流通経路の追跡)のことなども丁寧に教えてくださいました。

未利用魚の魚醤や椿のプロジェクトに携わる【五島の椿】さんなど、五島の風土と食はとても熱いです。
熱いといえば、五島うどんの地獄だきは福岡の湯だめうどんの食べ方に似ていました。
麵文化も歴史が深いです。

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さまざまな方たちとの出会いからつながるLOCALMUJI。

こうやって、少しずつですが、地域の無印良品に並んでゆくのです。
ひとつの商品には多くの人たちが関わっていることを、少しだけ思っていただけると嬉しいです。

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最後に、駆け足ながらも必死でシャッターを切った五島の風景を。

優しいGOTOブルーの波の音、空から聞こえるトンビの鳴き声。
一瞬、時間が止まったような風景でした。

また、いつかLOCALMUJIをめぐる旅でお会いしましょう。

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この旅のばらかもん(五島方言:元気者)のみなさん
いきいき五島
https://www.instagram.com/iki_ikigoto/
浜口水産
https://goto-maki.net/map/
te to ba 手と場
https://www.tetoba.net/
山口ファーム
https://www.instagram.com/yamaguchi.farm_ltd/
五島の椿
https://www.gotonotsubaki.co.jp/business/
 

無印良品 天神大名