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最近よく聞く、SDGsというワード。
そもそもSDGsとは?私たちに出来ることは?と考えたスタッフが集まりました。
【
店舗から始めるSDGs Vol.0】
難しい言葉として捉えず、無印良品らしく身近な「感じよいくらしと社会」に繋がることを発信していきます。
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みなさん、こんにちは。
今年は9月16日(金)から9月25日(日)までの10日間がSDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)です。SDGsへの意識を高め、行動を喚起するための週間になっています。
SDGs週間に合わせて、9月23日(金)から4日間続けて配信致します。
1日目の本日は、無印良品のものづくりの基本となる考え方『3つのわけ』についてご紹介します。
良品計画は、1980年のブランド創生以来、「素材の選択」「工程の見直し」「包装の簡略化」の3つの視点でものづくりを続けてきました。
地球環境や生産者に配慮した素材を選び、すべての工程において無駄を省き、本当に必要なものを本当に必要なかたちでお客様に提供することを目指した、実質本位のものづくりです。
●素材の選択
おいしくて健康にも役立つ。着心地よく身体になじむ。使い勝手を第一に基本のものづくりのために素材を見直します。
コストが低くて良質の原材料を確保し品質は変わらないのに見栄えだけで捨てられてしまう素材への着目など、仕込みの段階で工夫すれば低価格の良品が作れます。
『落ちワタ混ふきん』
普通は捨てられる綿を、有効に活かしました。
紡績工程で省かれていた繊維の短い綿、落ちワタを活かし、ざっくり織り上げました。吸水性・乾きがよく、台拭きや掃除などに幅広く使えます。
無印良品では、この「落ちワタ」を使用している商品がいくつもございます。もちろん、落ちワタもすべて、オーガニックコットン100%です。
●工程の点検
粒の大小を選んだりちょっとした欠けをよけたりの、工程をはぶく、今まで見過ごしていた部分や新しい発見にもつながります。
●包装の簡略
タグつけのみの無包装。
包装が必要なものはまとめて一括包装にしたり、説明書きをパッケージに直接印刷して化粧箱を使っていません。
少しずつ、ごみを減らす取り組みを続けています。
『紙製水切り袋』は外袋も、水きり袋として使い切ることができます。
『レトルトカレー』はパウチの表面に商品のわけ、裏面には成分表示などを一緒に記載することで包装を簡略化しています。
ふだん何気なく使っている商品も、ものづくりの背景を知ると愛着がわいてきますよね。
ぜひ、店頭で無印良品の商品のわけを探ってみてくださいね。
次回はVol.17を9月25日(日)に配信予定です。
ぜひ次回もご覧ください。
心斎橋パルコ