こんにちは、BOOKS担当です。
最近はカラっと暑い日が続いていて、夏本番!という感じですね。
おうちで冷たいものを飲みながらまったり読書、なんて夏の過ごし方もいいのではないでしょうか。
8月のBOOKSテーマは「絵になる日々」
大正・昭和時代の映画の絵看板や漫画のコマ割り、それぞれを切り取っても絵になるのと同様に、今日という一日だってきっと絵になる瞬間でできているはず。
なにもないと思った日でも振り返ってみると一瞬の出来事でも思い出になります。
今回は歴史を知れる本や、昔から愛されている物語などが絵(漫画)となった本がたくさん揃っています。
幅広い世代に読みやすいので、夏休みやお盆休みにもおすすめですよ。
『おたからサザエさん4』
出版社:朝日新聞出版
著者:長谷川町子
価格:1,100円(税込)
長い間たくさんの人に愛されている「サザエさん」
今はアニメでよく見ますが、かつては新聞で4コマ漫画が掲載されていました。
この本では、著者である長谷川町子さんの歴史が知れる「長谷川町子美術館」に秘蔵されていた1940-1970年前の書籍化されていない漫画だけを集めた一冊。
原画で残っていたものは原画を使い、残っていなかったものに関しては新聞の切り抜きを使い収録しています。
新聞の掲載日も書かれているので、当時の出来事や生活感もわかったりします。
「昭和」を知る人には懐かしく、知らない人には新鮮な漫画です。
『大正昭和レトロチラシ 商業デザインにみる大大阪』
出版社:青幻舎
著者:橋爪節也
価格:2,530円(税込)
大大阪とは、大正14年(西暦1925年)に第二次市域拡張で東京市を抜いて日本第一位、世界第六位のマンモス都市に膨張した大阪市のこと。グレーターオオサカ、あるいはグレートオオサカとも称されていたそう。
まず、そんな時代があったのかとびっくりです。
この本に載っているチラシはすべてその大大阪時代のもの。
デパートの案内図、小売店の商品案内、劇場案内をはじめとする多様な広告チラシは、モダンなグラフィックデザインの宝庫としても楽しめます。
活気ある大正昭和、賑やかな市井の人々の暮らしぶりをのぞき見できちゃいますよ。
全てのデザインがノスタルジックでまるで当時にタイムスリップしたように感じる一冊です。
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無印良品 心斎橋パルコ