冬本番らしく冷え込む夜が日に日に増していきますね。私の家では週に1回のお鍋が定番化しています。
寒さでからだが縮こまる日も、お魚屋さんのハギさんはいつも元気。いらっしゃい!今日も良い魚入ってますよ!という声を聞くと、自然と足が鮮魚売場へ。
「冬いうたら、牡蠣やね。冬の牡蠣はたっぷり太っておいしいよ。広島県宮島から届く産地直送の生牡蠣は大粒で食べ応えもあります」
“海のミルク”と言われるほど栄養豊富で旨みのある牡蠣は、縄文時代から貴重なたんぱく源として食べられていた歴史の長い貝なんだそう。
半透明の大きな貝柱とぷっくりふくらんだ身が輝いていますね。
「生食用なので酢牡蠣やカキフライもいいけど、牡蠣鍋もおすすめ。鍋にするならやっぱりみそかな」
青果売場に立ち寄って今日の気分で、白菜としいたけ、白ねぎ、春菊を。
牡蠣は加熱する前に、塩水でやさしく洗って汚れを落とします。縮みを抑える効果もあるそうですよ。
今回は京都では馴染みのある白みそで。鍋のフタを持ち上げると、煮こまれふるふると揺れる牡蠣、白菜や白ねぎも半透明に。
鍋の中で程よく水分が抜けた牡蠣はこの張り。その身に歯を立てると、口いっぱいに海が広がります。このひと粒に磯の香りと、ミルキーで濃厚な旨みが凝縮されていますね!貝柱からは噛むほどに牡蠣の出汁が滲み出てきました。
寒い冬はまろやかで甘みのある白みそ仕立てがからだに染みます。牡蠣との相性もばっちり。魚介の旨みと野菜の出汁が溶け出して、深いけれどもすっとした味わいです。
みそが重いって方は、水炊きにしてお皿にみそを溶かしたり、ポン酢などお好みのつけだれでも良さそう。牡蠣鍋ひとつとっても、アイデア次第で楽しみ方っていろいろありますね。
牡蠣をひと粒食べるだけで元気が出てくる気がするなあ。それに、晩ごはんがお鍋ってだけでなんだか心が和むのはどうしてなんでしょうね。
皆さんもぜひこの冬が旬の牡蠣を楽しんでください。
広島県産『生かき』1パック 消費税込 780円
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#牡蠣鍋ならワインか
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