師走に入り、街や人もなんだか慌ただしく感じますね。あれもこれもしなくちゃ、とつい焦るけどこんなときだからこそ、朝からおでんでも仕込んで、ちょっと贅沢な時間を過ごしませんか。
まずはお買いものです。
大根、こんにゃく、卵……と指折り地下1階の食品売場を歩いていると、それぞれの売場のスタッフさんがおでんにおすすめの食材を教えてくれました。
そして、揃った食材がこちら。私の母がつくるおでんにはいつもたこが入っていたなあ。食品売場には出汁に使う、昆布や鰹節もありますよ。今回はおでんつゆを使いましたが、今度は出汁づくりからやってみようかな。
牛すじは下茹でして串に刺し、茹で卵をつくって、普段はしないけど今日は大根の面取りまで。おでんって簡単なように見えて、じつはひとつひとつの食材に丁寧に向き合った料理なんですね。
今年こそは土鍋を買うぞって方は、1階に行ってみてください。土鍋をはじめ、おたまにトング、取鉢まで揃っていますよ。
お出汁の良い香りに包まれながら本を読んだり掃除をしたり、出来上がりを待つ時間は、忙しい毎日を忘れてしまうほど穏やか。染みてるかな、と時々を鍋を覗くのが楽しいんですよね。
「はじめは大根!」「こんにゃく食べたい、牛すじも」「おでんに入ってる練り物って好きだな」などとそれぞれ好きな具材を。
はふはふしながら食べる大根は、しっかり出汁が染みています。あったかいままのどを通っていくのがたまらない。
歯を立てるとじゅわあっと出汁が溢れる厚揚げははずせないな。出汁のあとを追いかけてくる豆腐の甘みが良いですね。
おでんは1000年もかけて発達してきた日本の伝統的な料理。もともと、具材を串にさして煮込むだけの手軽さから屋台や駄菓子屋などで食べる庶民の味だったそうなんです。そして今では、家庭の定番料理でもありますよね。
当時の人たちが「ちょっとひと串」と屋台に立ち寄ったように、家庭でもおでんの日は自然と家族が食卓に集まります。おでんって拠り所なんだなあ。
皆さんも、冷え込む夜や家族が集まる日にはせっせとおでんを仕込みませんか。
#メガネが曇っても
#ロールキャベツも
#卵は一人一つまで
#一日仕事
#出汁は次回のおでんにも
#おでんコミュニケーション
#結び昆布もいいよね
#うちは大晦日に
#やっぱり熱燗
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