【京都山科】食物繊維でからだの掃除｜いっしょにつくろう
2020/10/13
無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理を試食いただけます。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は野菜ソムリエの渡邉先生が“食物繊維”を上手に摂るレシピを教えてくれます。
「食物繊維は私たちのからだを健康に保つためにとても大切な成分のひとつですが、食生活の欧米化などで現代人には不足しがちな成分なんだそう」
食物繊維とは、消化・吸収されずに大腸まで届く難消化性成分。整腸作用、糖質の吸収抑制、血中コレステロールを低下させるなどの効果が期待されると言われています。
■生キクラゲと小松菜の香味和え
→詳しいレシピはこちら
肉厚で、目で見ただけでハリを感じられる生きくらげ！そもそもきくらげを生で見ることってめずらしいように思います。
「たしかにそうですよね。これは、大阪・富田林の森田さんご夫婦が営む『FUNGUS MAISON』の生きくらげなんです。一度、生の食感を試すと虜になりますよ」
「きくらげって木耳って書くだけあって、本当に耳みたいですね。ぷりっとしてて触っていて気持ちがいい」とキッチンカウンタースタッフも調理する前から興味津々。
「食物繊維は、水溶性と不溶性に分けられ、それぞれに働きがあると言われています。生きくらげは不溶性食物繊維が豊富で、腸を刺激してその動きを促進させるそう」
山椒の仲間の「花椒（ホアジャオ）」の華やかな香りとナッツの香ばしさがたまりません。細切りにしてもその存在をしっかり感じる生きくらげは、ぷりっとしていて歯ざわりがたのしいですよ。
■ごぼうとカシューナッツのクミン炒め
→くわしいレシピはこちら
土のにおいと混じったこの独特の香り、好きだなあ。
「水溶性食物繊維を多く含むとされるごぼうは、コレステロールの吸収を抑え、スムーズに体外に排泄できるようにサポートする効果があると言われています。皮にも栄養がたくさんあるので、私はそのまま調理します」
クミン香る油でごぼうを揚げ焼きに。
「ポイントは触らずにじっと待つことです。ごぼうにクミンの香りをうつすイメージですね」
厚めに切ったごぼうはぱりぱりで、噛み応えがあり繊維から味がにじみ出てくるのがわかります。味付けは塩だけなのに、クミンのすっとした香りがアクセントになって箸が止まりません。お酒のおつまみにぴったりですね。
今回は余った生きくらげを活かして、無印良品の『炊き込みごはんの素 沖縄風豚角煮ごはん』を炊きました。
豚の甘みがちゃんとする炊き込みごはんですね。ごはんの中に生きくらげを見つけたらなんだかうれしくなります。
「目標とされる1日の食物繊維の摂取量は、平均、成人男性は21g以上、成人女性は18g以上と言われています。例えば、今回のレシピ1人前に含まれている食物繊維は、『生キクラゲと小松菜の香味和え』に約2.3g、『ごぼうとカシューナッツのクミン炒め』に約4.2gほどですね」
「食物繊維は穀類、豆類、きのこ類など、いろんな食材に含まれているので、摂取量にとらわれず、バランスよく食事に取り入れることが大切だと思うんです」
知らなくても生きていけることって世の中にはたくさんあります。でも、その知らないことの中にくらしがもっと豊かになるヒントが隠れているのではないでしょうか。知ることってごはんをおいしくしてくれるんです。
今回のレシピはどれも簡単。食卓を見渡して「食物繊維が足りないなあ」ってときは今回のレシピを思い出してくださいね。
『FUNGUS MAISON』に産地取材にも行きました。
そのときのレポートはこちらからご覧ください。
#あと1品
#食べすぎもだめ
#ナッツにも食物繊維
#生きくらげはわさび醤油でも
#1食6g
#おつまみだけど栄養満点
#ごぼ丹
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無印良品 京都山科
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は野菜ソムリエの渡邉先生が“食物繊維”を上手に摂るレシピを教えてくれます。
「食物繊維は私たちのからだを健康に保つためにとても大切な成分のひとつですが、食生活の欧米化などで現代人には不足しがちな成分なんだそう」
食物繊維とは、消化・吸収されずに大腸まで届く難消化性成分。整腸作用、糖質の吸収抑制、血中コレステロールを低下させるなどの効果が期待されると言われています。
■生キクラゲと小松菜の香味和え
→詳しいレシピはこちら
肉厚で、目で見ただけでハリを感じられる生きくらげ！そもそもきくらげを生で見ることってめずらしいように思います。
「たしかにそうですよね。これは、大阪・富田林の森田さんご夫婦が営む『FUNGUS MAISON』の生きくらげなんです。一度、生の食感を試すと虜になりますよ」
「きくらげって木耳って書くだけあって、本当に耳みたいですね。ぷりっとしてて触っていて気持ちがいい」とキッチンカウンタースタッフも調理する前から興味津々。
「食物繊維は、水溶性と不溶性に分けられ、それぞれに働きがあると言われています。生きくらげは不溶性食物繊維が豊富で、腸を刺激してその動きを促進させるそう」
山椒の仲間の「花椒（ホアジャオ）」の華やかな香りとナッツの香ばしさがたまりません。細切りにしてもその存在をしっかり感じる生きくらげは、ぷりっとしていて歯ざわりがたのしいですよ。
■ごぼうとカシューナッツのクミン炒め
→くわしいレシピはこちら
土のにおいと混じったこの独特の香り、好きだなあ。
「水溶性食物繊維を多く含むとされるごぼうは、コレステロールの吸収を抑え、スムーズに体外に排泄できるようにサポートする効果があると言われています。皮にも栄養がたくさんあるので、私はそのまま調理します」
クミン香る油でごぼうを揚げ焼きに。
「ポイントは触らずにじっと待つことです。ごぼうにクミンの香りをうつすイメージですね」
厚めに切ったごぼうはぱりぱりで、噛み応えがあり繊維から味がにじみ出てくるのがわかります。味付けは塩だけなのに、クミンのすっとした香りがアクセントになって箸が止まりません。お酒のおつまみにぴったりですね。
今回は余った生きくらげを活かして、無印良品の『炊き込みごはんの素 沖縄風豚角煮ごはん』を炊きました。
豚の甘みがちゃんとする炊き込みごはんですね。ごはんの中に生きくらげを見つけたらなんだかうれしくなります。
「目標とされる1日の食物繊維の摂取量は、平均、成人男性は21g以上、成人女性は18g以上と言われています。例えば、今回のレシピ1人前に含まれている食物繊維は、『生キクラゲと小松菜の香味和え』に約2.3g、『ごぼうとカシューナッツのクミン炒め』に約4.2gほどですね」
「食物繊維は穀類、豆類、きのこ類など、いろんな食材に含まれているので、摂取量にとらわれず、バランスよく食事に取り入れることが大切だと思うんです」
知らなくても生きていけることって世の中にはたくさんあります。でも、その知らないことの中にくらしがもっと豊かになるヒントが隠れているのではないでしょうか。知ることってごはんをおいしくしてくれるんです。
今回のレシピはどれも簡単。食卓を見渡して「食物繊維が足りないなあ」ってときは今回のレシピを思い出してくださいね。
『FUNGUS MAISON』に産地取材にも行きました。
そのときのレポートはこちらからご覧ください。
#あと1品
#食べすぎもだめ
#ナッツにも食物繊維
#生きくらげはわさび醤油でも
#1食6g
#おつまみだけど栄養満点
#ごぼ丹
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