【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

食のお便り/入荷情報

2020/10/06

 季節が深まるにつれ、地下1階の青果売場もすっかり秋模様。
 ぶどうやりんご、柿などが店頭には並んでいます。なかでも、私は梨が好きだなあ。梨、と一言で言ってもその品種は様々。味や香り、食感などそれぞれに違いがあるということで、今回は3種類の梨を食べ比べてみました。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 食べ比べるのは、長野県産「二十世紀梨」、富山県産「あきづき」、同じく富山県産「豊水」です。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 「二十世紀を代表する品種になってほしい」という願いからその名前がつけられたと言われる「二十世紀梨」は、梨の中でも馴染みのある品種ですよね。青みがかった皮の色が青りんごみたい。ぐっと力を入れないと包丁が入らないほど実は締まっています。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 果肉はうっすら黄緑色。歯を立てると、しゃくっという良い音と共に果汁がほとばしり、指の先までめぐっていきます。さっぱりとした甘みと酸味のバランスは絶妙で、梨らしい梨、という印象です。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 「新高」と「豊水」を交配してできたものに「幸水」を掛けあわせてつくられた「あきづき」。透きとおるほど真っ白な果肉に吸い寄せられるよう。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 うん。このシャキシャキ食感気持ちいいなあ。口に入れると、まるで砂糖のような甘みの果汁でいっぱいになり、一度果汁を飲み込まないと咀嚼できないほど。甘みの強い果汁にもかかわらずキレがよく、もう一つ、と手を伸ばしたくなる梨ですね。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 「豊水」は赤梨系でおおぶりな梨です。梨の表面に見えるつぶつぶは、水分を保つ役割があるといわれる果点コルクという斑点。包丁をいれると、果汁が実や手を伝い、滴り落ちていきます。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 柔らかく、しっかりした甘みとほのかな酸味は洋梨にも似ていますね。あとくちに梨の香りを感じ、うっとりと余韻を残してくれます。
 
【京都山科】好みはどれ?梨の食べ比べ|青果売場より

 「やっぱり二十世紀梨が好きだな」
 「名前はよく聞くけど、これが豊水かあ。おいしい!」

 私は、食べたときのインパクトが強かったあきづきが一番かな。みんなで食べると、食べ慣れたはずの梨も、知らなかったおいしさがみつかります。
 皆さんもぜひ、この季節にしか食べられない梨を楽しんでくださいね。


長野県産『二十一世紀梨(太鼓判)』1個 消費税込 398円
富山県産『あきづき』1パック2個入り 消費税込 890円
富山県産『豊水』1個 消費税込 348円
(入荷状況や値段は日によって変動いたします)


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