【京都山科】“七月六日はサラダ記念日”

　“「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日”
　歌人の俵万智が詠んだこの短歌、誰しも一度は目にしたことがありますよね。

　サラダってひとことで言っても、食材や調味料が違うだけでいろんなバリエーションが楽しめるし、きっとその家の味があるはず。
　今日は「サラダ記念日」にちなんで、京都山科のみんなの「わたしのサラダ」を聞いてきました。思いもよらないレシピと出会えるかもしれません。明日からのサラダの参考にもしてくださいね。


・キッチンカウンタースタッフのAさん
  （無印良品『マヨネーズ』200g　消費税込 350円）

　「私はドレッシングも手づくりします。よくつくるのは、マヨネーズ、ヨーグルト、にんにく、粉チーズ、胡椒を合わせてシーザーサラダ風ドレッシング。食パンをカリカリに焼いて入れるのも良いですよ」


・おやつづくりが得意なMUJIBOOKS担当のFさん

　「おうちでは桃ッツァレラって呼んでます。桃とモッツァレラチーズは相性抜群で、お酒にも合うんです。家族も大好きでこの季節になるとせがまれるくらい。果物だってあわせ方でサラダになるんですよね」
 
　桃の香りが口いっぱいに広がって、さっぱりした甘みとクリーミーなチーズが混ざり合って、まるでレストランの味。デザートのようでもあって、食後でも食べられちゃいそうです。


・夏野菜が大好きというKさん
 
　「焼きナスは無印良品の『レモンのドレッシング』と良く合いますよ。トマトやとうもろこし使って夏野菜たっぷりのサラダの出来上がりです」

無印良品『レモンのドレッシング』160ml　消費税込 290円


・漬け野菜専門店『isoism』
  （『生ハムのグリーンサラダ』　消費税込 250円）

　「フリルレタスや新玉ねぎ、生のズッキーニなどが入っています。ナッツを混ぜた特製ドレッシングでどうぞ。旬の野菜によって内容が変わるので、季節ごとのサラダも楽しんでほしいです」


・『お惣菜屋 咲菜』
  （『ポテトサラダ』100g当り　消費税込 237円）

　「定番のポテトサラダは、きゅうりやにんじん、たまねぎ、ハムと具沢山で、お客さまから人気のメニューなんです。ほかにもゴーヤを使ったサラダなどもございますので、ぜひ味わってみてください」


・料理上手な青果担当のYさん

　「レモン塩をつくっておけば、サラダをつくるときもこれだけで味が決まるんです。お肉料理に使ってもおいしいですよ」
 
　皮まで使えるレモンを細かく刻んで、ティースプーン2杯ほどの塩を混ぜ、2、3日寝かせるだけ。
 
　Yさんのおすすめは、グレープフルーツを使った爽やかなサラダ。レタスやリーフミックスと薄皮をむいた果肉を合わせて、レモン塩とオリーブオイルで味を調えます。むいた薄皮の果汁もしっかり絞るのがポイント。

　「グレープフルーツ自体が食べるドレッシングの役割をしてくれるんです。ぱっと弾ける柑橘の香りは夏に食べるサラダにぴったりですよ」

　手づくりのドレッシングや果物を使ったサラダ……。サラダの楽しみ方はとっても自由なんだと改めて気づきました。
　いっしょにごはんを食べる誰かがいて、食べてくれる人の笑顔を思いながらつくるごはん。「おいしい」ってそのひとことがあるだけで、いつもと変りなかった今日が特別な日になります。おいしいってうれしいんですね。
　皆さんも今日はサラダを食べませんか？


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