【京都山科】あの人に贈りたい、小さなお菓子｜あまいもん久在屋

　皆さん、おはようございます。
　ちらほらと天気予報に雪マークが混じり、京都はまたいちだんと寒さが深まりましたね。この季節にいろんな場所で耳にする「雪やこんこ　あられやこんこ　降っては降っては　ずんずん積もる」の歌、この“こんこ”とは“来い来い”という意味なんだそうです。
　雪、もっと降らないかなあ、と話しながら食べるのにぴったりな小さくてやさしいお菓子を、今日は紹介します。

　1階『あまいもん久在屋』は、京の地豆腐の名店である久在屋がつくる菓子専門店です。ここのお菓子には、豆腐づくりのときに生まれた国産大豆の豆乳やおからを使用しているんです。
　「チョコレートを使った期間限定のお菓子を2種類ご用意しました。大切な人とのおやつの時間や贈り物にいかがですか」

　ふわっと笑うスタッフさんたちから、お豆腐や豆乳の柔らかさを思い出します。
　「当店で人気の国産大豆のおからを使用したスノーボールのショコラ味と、地大豆の豆乳パウンドケーキ・キャラメルチョコです」
　ころん、と箱から転がってくるスノーボールはなんとも愛らしいですね。口に入れると、表面にまぶしてあるメイプルシュガーの風味が広がります。ほろっとほどけて溶けていくような食感が、その名の通り雪のよう。おからに練り込んであるチョコチップは甘さが控えめで、甘いものが苦手な方とも楽しめそうです。
　それに、大豆の甘さを感じるんですよね。おからって豆乳を絞った際に残るかす、だと言われているけど、かすなんかではなくてちゃんと大豆なんだって、このお菓子を食べるとわかります。
　“地大豆”は以前の配信で勉強しました。地元で採れた大豆のことをそう呼んでいるんですよね。
　生地に混ぜ込んであるチョコチップとチョコレートのコーティングで、チョコレート好きにはおすすめです。ほんのり香るキャラメルの風味と微かに感じるやさしい豆乳の甘さが響き合って、濃厚なんだけどさっと引くこの味をだしているんでしょうか。ブラックコーヒーとの相性も抜群です。

　食べていると、このお菓子はあの人に贈りたいなってつい顔が浮かんできます。その人たちのことを考えながら選んだり、贈ったりするときって、大切に思える誰かがそばにいてくれるありがたみを改めて感じて、自分のほうがうれしいんじゃないかと思うことがあります。
　大豆感じるやさしいお菓子を一緒に食べれば、普段は言えない感謝の気持ちを素直に伝えることもできそうです。
　ギフトセットの販売もございますよ。家族や友達、大切な人と過ごす時間に、『あまいもん久在屋』のお菓子はいかがですか。


2月14日までの期間限定販売
『国産大豆のおからスノーボール　チョコラ』1箱　消費税込 380円
『地大豆の豆乳パウンドケーキ　キャラメルチョコ』1つ　消費税込 345円


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