おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理のレシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
涼しい秋はもうすぐそこ。今回は小川先生が残暑を乗り越えるのにもってこいの「
冬瓜の京檸檬ジュレ仕立て」を教えてくれます。
冬瓜の旬は夏ですが、そのまま冷暗所で保存しておけば冬までもつことから『冬瓜』と呼ばれるようになったそうですよ。
緑色の皮を厚めにむけば、真っ白な果肉。種はスプーンで取ります。冬瓜ってすっとするさわやかな香りをしています。
「水分、カリウムも豊富と言われますから、水分補給にもぴったりの野菜です」
「茹でた冬瓜は出汁につける前に冷水にとってしめるのがポイント。そうすることで崩れにくくなるんですよ」
黄金色の出汁が冬瓜に透けてきれい。茹でると透明になるんですね。また、冬瓜は冷凍すると細胞が壊れて味が染みやすく、やわらかくなるそうですよ。
ジュレの主役は小川先生おすすめの『
京檸檬をつかっためんつゆ』。早摘みレモンのすっきりした酸味とほのかな苦み、塩糀、白だしのうま味で仕上げためんつゆは、麺にはもちろん、料理の下味としても使えるんです。「冬瓜と合わせたらおいしくなるだろうなあ」ってイメージから生まれたレシピだと教えてくれました。
よく冷やした冬瓜に、オクラ、長芋、ジュレをのせ、仕上げにみょうがを添えたら見た目も涼しげな1品が完成。
「さっぱりしていてするっと食べられますね。それぞれ違う食感をジュレが上手にまとめてくれています。冬瓜がとろっとしていて気持ちが良い」
「レモンの爽やかさだけでなく、めんつゆのうま味が全体を底上げしてくれていますね」
実は小川先生、子どものころは冬瓜が苦手だったそうですが、今では冬瓜料理のために買って、つくるくらい好きなのだそう。淡泊な味だけれど、香りや食感、広がる料理のバリエーションに気づくと、好きになるのもわかります。
ぜひみなさんも夏の火照りが体に残るこの季節につくってみてくださいね。
『京檸檬をつかっためんつゆ』1本 消費税込 590円
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