【京都山科】節がある|住まい探訪記#3

【京都山科】節がある|住まい探訪記#3

MUJI Support/インテリアアドバイザー

2022/04/19

 家具はこの先ずっと付き合っていきたいと思えるものを選びたいですよね。
 使い勝手の良さ、色や質感の好み、選ぶ理由はいろいろあるけど、完成した製品を目の前にしたとき、私たちはどうしても目に見えているものだけでものの価値を判断してしまっているように思います。

 無印良品は、オーク材、パイン材、無垢材、集成材と様々な木をつかった家具をつくっていますが、そのなかに「REAL FURNITURE」と呼ばれる家具があることをご存知ですか。木と真摯に向き合ってできたシンプルな形の家具。今回はこの「REAL FURNITURE」についてご紹介します。
 
【京都山科】節がある|住まい探訪記#3

 無印良品のREAL FURNITUREとは、文字通り“木そのもの”の肌触りや風合いを感じてもらえるように仕上げた家具のことです。
 例えば、オーク無垢材シリーズは、北米の広大な土地で、太くまっすぐに育つよう手入れされたホワイトオークを使用しています。伐採されるまでには、人の一生と同じくらいの長い時間がかかるのだそうです。丸太から切り出されて、製材された木は広島県へ渡り、熟練した職人たちが木目や色を吟味し、製品となります。
 天板と脚だけでつくられたシンプルなテーブルなのに、どこか引き込まれるような魅力を感じるのは、この「シンプル」にこれまでの大きな時間とつくる人たちの誠実な想いがデザインされているからかもしれませんね。
 
【京都山科】節がある|住まい探訪記#3

 そして、いま無印良品 京都山科では店舗・数量限定で『オーク無垢材 ダイニングテーブル(節有り)』を販売しています。
 
【京都山科】節がある|住まい探訪記#3

 この茶色い斑点のようなものは、節。
 節とは枝の一部のことで、木の成長によって枝が幹に巻き込まれた部分のことを言うのだそう。
 家具は節を避けてつくられることが多いものですが、このテーブルはその節をそのまま使ってつくりました。切り出した板から厳選された、厚みがあり幅の広い天板は、木の手応えを感じます。京都山科には現在10台の在庫がありますが、足跡に見える節や枝が太かったことを想像させるインパクトのある節、波紋のように広がる木目などどれも違います。自然がつくりだしたとしか言いようのないふしぎな模様は、木が生きてきた証。だから、節有テーブルには同じものはひとつもないんです。

 節は誰かにとって欠点でも、誰かにとっては価値のあるものかもしれません。武骨だけどどこかあたたかみのある節の魅力に気づいたら、ずっと大切にしてきたいと愛着も湧きますよね。
 節があるってうつくしい。みなさんもぜひ店頭で触ってみてくださいね。

 次回は、実際に節有テーブルを購入して7年のインテリアアドバイザーが、買うときのポイントやその後のお手入れについて教えてくれますよ。


京都府内なら取り扱いは無印良品 京都山科のみ
数量限定
『オーク無垢材 ダイニングテーブル(節有り)』
幅150×奥行80×高さ72cm 消費税込 109,000円
幅180×奥行85×高さ72cm 消費税込 125,000円




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