無印良品 京都山科は今月、京都市の北端にある自然豊かな里山・京北の「京都里山SDGsラボ(通称:ことす)」で開催された第5回京都大学“超”SDGsシンポジウム「持続可能性の自分ごと化」に参加しました。
会場である元京北第一小学校は木材をふんだんに使用し、木のぬくもりとやさしい香りを感じます。シンポジウム期間中、校内は様々な企画や展示が目白押しでした。
そのひとつ、「こと:ファクトリー」は、株式会社モノ:ファクトリーとことすの連携で生まれたプロジェクト。
地域や企業からでる廃棄物を素材ととらえ、その素材の特徴や廃棄量などを一般公開し、新しい使い方を募集する場所です。代表の中台さんは、どんなものをつくるか以上に、産業の構造や製造のプロセスを知ることで、そもそもどうすれば廃棄物を発生させない仕組みができるのか、継続的に使用するつながりをどうつくるか考えることを大切にされています。
当日はライブ配信された、京都大学の浅利准教授と中台さんのお話を聞くこともできました。
教室にはソーラーパネルを使用したテーブルやどこかで見たことがあるような素材がいくつも展示されていました。こうやって目にうつることではじめてあれも、これも廃棄物として処理されるのだということを理解したように思います。
この世はもので溢れていて、私たちの人生はそれらを消費することで豊かになる一方、本当のことが見えなくなってしまったのかもしれません。
ものをつくる人はそれがそのものとしての役目を全うしたあとのことを考えて、ものづくりをするべきというのは、ものづくりの過程から循環を考えたデザインを目指してきた無印良品と似ているようにも感じました。
ほかにも北山杉の端材で箸がつくれる木工ラボや衣類・おもちゃを回収する会場、シンポジウム期間中ライブ配信をする会場など、校舎全体がSDGsを考える場となっていました。
また、「ことす・アップサイクルコレクション」にて展示中の無印良品の「ReMUJI」は、4月末までご覧いただけますので、ご興味のある方はぜひことすへ足を運んでみてくださいね。
シンポジウム期間中、毎日配信されていた「第5回京都大学超SDGsシンポジウム」はYouTubeにてご覧いただけます。
→詳しくは
こちら
京都里山SDGsラボ(通称:ことす)のHPは
こちら
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