【京都山科】すべての出会いに感謝をこめて｜タウンミーティングレポート

　無印良品 京都山科は、感じ良い暮らしと社会のためのコミュニティセンターを目指し、地域の方々を主役にした活動をみなさんと一緒に考えるタウンミーティングを定期的に行っています。11月は当店開業5周年を記念した、スペシャルタウンミーティング。
 
　無印良品 京都山科にご縁のある素敵なゲストをお招きしました。&PAPERSの大西脩平さん、写真家の平野愛さん、副産物産店／副産物楽団ゾンビーズの矢津吉隆さんと山田毅さんです。5周年にちなんでトーク内容は写真で振り返るそれぞれの5年間からはじまり、クロストーク、クイズコーナーと盛りだくさんの2時間となりました。
   
　「選びきれなかった！」と35枚も写真を見せてくれた平野さんは、私たち無印良品メンバーとの産地取材や映画の撮影、ご家族と趣味のことまでお話してくれて、「最近じゃ自分がどこにいるかわかんない」という平野さんのお言葉通りパワフルさを感じる写真ばかりでした。
   
　矢津さんが2019年にオランダのアムステルダムのPiet Hein Eekのスタジオを見学した際の写真を見せてくれたり、山田さんが循環を考えるうえでのものに対する愛着のお話をしてくれたり。
   
　クイズコーナーでは大西さんのお人柄のにじみ出たクイズに笑顔が溢れました。
 
　実はプレゼントはゲストのみなさんがご用意くださったもので、&PAPERSさんからは新商品の日付や曜日を回転させて使う構造で年度を気にせず永く使えるカレンダーと使い終えたらイラストとして楽しめるカレンダーを持ってきてくれましたよ。
　気になった方はこちらからチェックしてみてくださいね。
（TOSHINAMI／2025 Calendar/shiki）
   
　クロストークタイムには、ご縁と物のお話に。ある思い出ができた途端ごみがごみでなくなることやエネルギーを使って制作した作品とどう向き合って次に進むかなど、次第にものやことの終わらせ方というお話へと展開しました。その方法はみなさんさまざまで写真を撮る、箱に入れる、寿命を全うできるプロダクトをつくる、などなど。私たちは捨てる＝ゼロにする、ではなくそれ以外のものの終わらせ方を考えるときがきているのだと感じました。
　トークは京都の街についてというテーマに流れつき、自分にとっての地域って「知っている人がいる範囲」「ごみ捨てに行く場所」なんて話や、どんなに時代が変化しても京都が持つ不思議なハッピーな空気について盛り上がりました。
   
　参加者のみなさんからも最近の京都の様子や循環活動についてもお悩みが飛び出しましたよ。
 
　また、今回ご登壇いただいた大西さんと副産物産店のお二人、平野さんは実は初対面！当店を介して意気投合され、生まれた新しい出会いに私たちもうれしかったです。
   
　「生活を大事にしたい」そう考える無印良品にとって、今回ご登壇いただいたそれぞれの分野で活用する方々や地域のお住まいのみなさまの声はとっても大切です。
　街にお店を置くだけでは聞こえてこない小さな声も、みんなを巻き込むような大きな声も、私たちは自分たちの手の届く範囲で拾い上げて一緒に考えていきたいと思っています。これからもみなさんと顔を合わせて交流できる機会を楽しみにしています。





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