無印良品 京都山科で結成したすこやか研究会では、「すこやか」の、“すこ”を合言葉に、誰かを訪ねて話を聞いたり、いっしょに体を動かしたり、食卓を囲んだり、忘れかけている人ともののつながりの中で、すこやかについて考えてみようよ、とひそかに活動中です。
今回は、「漢方養生指導士 漢茶マスター」の資格を持つ、お店で一緒に働くスタッフFさんと、季節の変わり目に話したい・聞きたいことを語り合う会を開きました。
「漢方と聞くと、=漢方薬と思われがちですが、漢方は中国から伝わり日本の民族の特長や風土に合わせて発展した伝統医学。病気になる前の体の不調に着目してるんですよ」
体の不調を整える知恵だと思えば身近に感じられますね。
「例えば、寒暖差や乾燥による体の不調に注意のこの季節。里芋やれんこん、大根など白い食べものがおすすめ。漢方の考え方では、白い食べものはうるおいを補ってくれるとされているんです」
里芋やれんこんはまさに今が旬の野菜ですね。それに、風邪をひいたときは大根が良いというのはおばあちゃんの知恵袋。
「難しく考えなくても、旬の食材をいただくことで自然と体に足りないうるおいや“気”を補ってくれるんです」
「切り傷には庭のアロエ、虫刺されには母特製ドクダミチンキなど、すぐに薬に頼らない両親でした」とFさん。いまできる事がないか考えるという習慣が、漢方を学ぶきっかけでもあったと話してくれました。
そんなFさんが特に女性に飲んでほしい、と言うのが無印良品『穀物のお茶 ルイボス&黒豆茶』です。
「生理や出産で体が変化していく女性には、この組み合わせが手軽に飲めるのは良いなあって思います。私はここに血を補ったり、心を安定させる効果があるとされる、クコの実やナツメをプラスして飲んでいます」
大豆の香ばしい香りで気持ちがほぐれます。
クコの実やナツメを入れるとほんのり甘くなるんですね。
と好評。不思議とお茶を飲めばどんなときもほっとしますよね。
「秋に実る作物は、土や水、空気から寒い冬を迎えるためのエネルギーを吸い込みます。実際に米や芋類は体のエネルギーにかわる栄養素が含まれているとされていますよね。その旬を食べることで実りから自然の力をいただいているのと同じだと思います」
人間も自然の一部ということ。日々の中で忘れてしまっているけれど、どんなに文明が進化しても、私たちは自然を取り込まなくては生きていけないんですよね。
生活環境や年齢を重ねることで体や心も変化していくもの
「産後、体力がなかなか戻らない」
「新しい仕事を始め、今までなかった体の変化を感じる」
「夏の冷えを知らず知らずのうちにため込んでいたかも」
と最近の体調や考えを話し合ううちに、漢方の考えからアプローチ出来ることや新しい発想を交換し合うことができました。
「自分の体を勘違いしていることってありませんか?体に悪そうだからって我慢したり、良いと言われるからそればかり食べたり。○○しなきゃって義務にせず、おいしい、気持ち良いと感じるものを続けてみてください。何事も、まずは自分を知ることから。そのために、自分を労る時間を大切にしてほしいです」
今日は一度立ち止まって、温かいお茶でも飲みながら、自分の体と心に耳を傾てみませんか。即効性はないけれどくりかえす毎日を灯すささやかな光がみつかるかもしれません。
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