大切にしていたお皿や茶器をうっかり割ってしまったときのやるせない気持ち。傷ついてしまっても捨てられない陶器がある。みなさんも一度はそんな経験がありませんか。
無印良品 京都山科では、そうやって大切にしていたものを直して、もう一度使ってほしいと、先日金継ぎワークショップを開催しました。今回はそのワークショップの様子をお届けします。
講師にお招きしたのは、東京と京都の二拠点で活動されている、『BOX&NEEDLE』代表の大西さん。
『BOX&NEEDLE』は、京都の陶器工房から派生した創業100年の紙器工房を母体に、捨てられない箱をつくる世界初の箱の専門店です。実は無印良品 京都山科でもお馴染みの『&PAPERS』さんと姉妹店なんですよ。
そもそも金継ぎとは、割れたり、欠けたりした陶磁器を漆で接着し、継ぎ目を金や銀などで飾る修理法のことを言います。今回大西さんが教えてくださったのは、植物性の樹液を主原料とする「新うるし」を使った、誰でも簡単にはじめられる修理方法です。
割れているパーツは接着剤で止め、欠けている部分をパテで成形します。混ぜ合わせることで硬化するパテは、ほんの2、3分で硬化が始まるので、スピードがポイント。ヒビの隙間にもパテをすり込むことで水漏れをしっかりカバーできるんだそうですよ。
カッターや耐水性サンドペーパーを使って、表面を整えたら、金や銀で割れや欠けを継いでいきます。
みなさん、細い筆に少し緊張しながらも丁寧に陶器に筆をすべらせます。急須やお茶碗、湯飲みなどそれぞれに捨てられない思い入れがあると思うと、テーブルに広げられた陶器たちがとても愛おしく感じますね。
ご参加くださったみなさんからも「また使えるのがうれしい」「これからもっと大切に使います」と生まれ変わった陶器を手に笑顔が溢れていました。
無印良品 京都山科では今後もみなさんと一緒に、ものをつくったり、直したりするワークショップを開催していきます。ワークショップの情報はMUJI passportアプリにてお知らせいたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
→BOX&NEEDLEは
こちら
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