新年あけましておめでとうございます。
無印良品野々市明倫通りのインテリアアドバイザーです。
本年もよろしくお願いいたします。
年末からの連載をご覧になっている方の中には、大掃除を終えて、不要なモノを処分された方もいらっしゃるかと思います。
早速ですが、今回は最後の仕上げ、『しまい方』をご紹介してまいります。
※前回までの連載を読んでない方はコチラ
連載:1
持ち方を考える
連載:2
収納のかたちを考える
整理整頓がうまくいく『しまい方』には2つのコツがあります。
ひとつめのポイントは『まとめる』こと。
「誰が」「何の目的で」「どこで使うか」を整理して物を分類するということです。
例えば、「家族が」「体をケアするモノを」「よくいるソファの下」にまとめることで、みんながわかりやすく、探す、片付ける手間が短縮されます。
こちらは「自分が」「コーヒーを飲むための道具を」「キッチンの使いやすい場所」にまとめることで、キッチンのいろんな場所から道具を集める時間が無くなります。
慌ただしい時こそパッと用意できれば、焦りやイライラもなくなりますよね。
毎日時間がない!という方には効果大です。
そして、まとめたものの具体的な収め方について。
特に、押入れやクローゼット、食器棚などは「使う頻度」を整理して収めるのがポイントです。
使用頻度でしまう際の基準になるのは、使う人の身長です。
「高さ」は、目の高さから指先までが一番出しやすく、しまいやすい、収納のゴールデンゾーンと言われています。
「奥行き」は、よく使うものは手前にするのが使いやすく、しまいやすいです。
毎日使うものはゴールデンゾーンに納めましょう。
そしてふたつめのコツ。
一目でどこにあるか分かるように「仕切ってしまう」「立ててしまう」「掛けてしまう」「しるしをつけてしまう」ことで使いやすくなります。
どこに何があるかがすぐ分かり、元の場所に戻す習慣がつきます。
結果、片づけた状態をキープすることが出来ますよ。
では、それらの収納のコツを実例写真で説明します。
「子どもが」「遊ぶおもちゃを」「リビング」にまとめてしまう、実例写真です。
子どもたちがいつもリビングで遊ぶようであれば、おもちゃはリビングで収納するのが、ベストです。
そして子どもでも分かりやすいように、仕切ってしまうと自分でお片付けできるようになります。
しるしをつけると、よりわかりやすくなります。
「夫婦が」「料理するときに使う、使いかけの調味料を」「使いやすいガスレンジの下」にまとめてしまう実例写真です。
調味料は、火にかけた鍋やフライパンに使うことが多いので、ガスレンジの近くがべスト。
この収納用品に、中身の内容を書いたしるしをつけるともっと使いやすくなります。
しるしは、マスキングテープなどに書いて貼るだけでもOK。
いかがでしたでしょうか。
モノの見直しから始まり、収納スペースの形を整え、モノの住所を決める。
適正量を持ち、使うことで、モノとの関係が良好になる=すっきりと暮らすことができます。
家の中が片付かないな・・・と感じる方は、コツを取り入れてすっきりとした暮らしを始めてみてください。
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17時までの営業とさせていただいております。
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