みなさんは普段、コーヒーをどのように楽しまれていますか?
モーニング文化のある東海地域なので、コーヒーには一家言お持ちの方も多いのではないでしょうか。
以前は日本茶党だった私も、少し前から朝食がパンの時などにコーヒーを楽しむようになりました。
本格的ハンドドリップをする為のおしゃれ道具に憧れつつ、『買っても使わずに終わりそう…』と道具の購入には二の足を踏んでいます。
それに、自宅では正直毎日飲むわけではないのと、転勤族の我が家は物を増やしたくないので、1杯分が個包装になっているドリップバッグコーヒーを愛用しています。
ドリップバッグコーヒーは、ミルやドリッパーがなくても手軽に香り高いコーヒーが飲めるので便利ですよね。
インスタントも楽だけど、香りや豆の味はやっぱり本格派に近づけたいですしね。
そんな、個包装のドリップバッグコーヒーを普段使っている方に、もうひとつのコーヒーを楽しむ選択肢として提案したいのが「コーヒーバッグ」です。
「コーヒーバッグ」とは、ティーバッグ状になっているコーヒーのことです。
個包装ドリップバッグコーヒーよりお手軽に入れることが出来、かつインスタントコーヒーより香り高く、奥深いコーヒー本来の味が楽しめます。
淹れ方は、
①お気に入りのマグカップにコーヒーバッグを入れる。
②コーヒーバッグにかかるようお湯を注ぎ入れる。
③3分待つ。(お好みで時間調整してください)
④ゆらゆら揺らしてコーヒーのエキスを出す。
完成!
ドリッパーやフィルターがなくても、ドリップ用のケトルが無くても、ハンドドリップ技術に自信が無くても、マグカップとお湯があれば作れるのがコーヒーバッグのメリットです!
職場の昼休憩など、ウォーターサーバーや電気ポットでお湯はあるけど、注ぐ道具がない際にマグカップがあれば本格的コーヒーが楽しめます。
そして、個人的に気に入っているのが、時短になる部分です。
朝の時間がない時にも、ハンドドリップだと4~5分ほどつきっきりになりますが、コーヒーバッグだとお湯を入れた後は離れられるので、寝坊した朝にはもってこいです(笑)
ただ、コーヒーバッグはドリップより味が薄くなりやすいのでその点は注意です。
その主な原因は、お湯を注いだ際に豆から発生する炭酸ガスでコーヒーバッグがお湯から浮きやすく、旨味が抽出されにくくなるケースがあるからです。
(ハンドドリップのときもお湯を注ぐと豆が細かい気泡でもこもこ~と膨らみますよね?あれが炭酸ガスです。)
ですので、お湯はしっかりコーヒーバック全体にかかるよう注いで、バッグがしっかりお湯に浸るようにしてくださいね。
無印良品では
オーガニックコーヒー オリジナルブレンド コーヒーバッグ
オーガニックコーヒー カフェインレス コーヒーバッグ
の2種類を定番品として販売しています。
実際に「オーガニックコーヒー オリジナルブレンド」のコーヒーバッグとドリップバッグを淹れてみて違いをレポートしてみますね。
同時に淹れてみました。
同じ豆ですが抽出方法が違うので、見た目にも味にも違いがあります。
左がドリップバッグで淹れたコーヒー、右がコーヒーバッグで淹れたコーヒーです。
見た目の違い、分かりますか?
ドリップバッグはフィルターで濾過されるせいか、色味が透き通っています。
味もすっきりして程よい苦みを感じます。
コーヒーバッグは、粉をお湯に浸しているためか、微粒子状の粉成分がカップの底に溶け出しています。
味はドリップよりまろやかで、苦みが抑えらえている印象です。
好みがあるかと思いますが、コーヒーの苦みが苦手なビギナーはコーヒーバックの方が飲みやすいと思います。
逆に、上級者には物足りないかも・・・?!抽出する時間で濃さは調整できるかもですね。
豆、粉、インスタント、ドリップバッグ、コーヒーバッグ。
無印良品では5つのコーヒーの楽しみ方をご用意しています。
こういったアイコン表示が売場と商品に表示されていますので、買い間違いも予防出来て安心ですね。
ぜひ、タイミングに合った飲み方や味の違いを楽しむ選択肢として使い分けしてみてください。
最後までお付き合いありがとうございました。