こんにちは。
いつもつぶやいている店長です。
今回は、お店を少し飛び出して安芸太田町の三段峡へ行ってきました。
今年からNPO法人三段峡・太田川流域研究会=さんけんさんとツアーを通して三段峡の魅力をお伝えしています。
現在、9月7日の開催に向けて『三段峡ツアー第3弾』の準備をしています。
毎回ツアーの前には、スタッフが実際にツアーを体験して、ツアーの安全を確かめたり、
お客様にもっともっと楽しんでいただくために、いろいろなアイデアをさんけんさんとディスカッションする『プレツアー』を行っています。
今回のツアーの中で、魚のアマゴのつかみ取りというアクティビティがあります。
泳いでいるアマゴをつかみ取りして、そのあと生きたままさばきます。
おなかにハサミを入れ、内臓を取り出し、 竹串に刺して塩をまぶし、炭をおこして焼きます。
生きているアマゴのお腹にハサミを入れるので、もちろん苦手な人もいて、
悲鳴も上がりますし、かわいそうで無理という言葉も聞きました。参加するお客様は大丈夫かなぁと少し心配にもなりました。
でも、苦手な人も含めてみんながやり遂げたあと、焼いてからいただいたアマゴの美味しさは言葉では言い表せないくらい美味しいのです。
不思議とアマゴに感謝を感じました。
命をいただいているんだなあという実感も。
普段の食事を考えると。
スーパーで魚の切り身が並んでいて、そこからキレイでおいしそうな物を選び購入。
家に帰ってオーブンで焼き美味しくいただきます。そこに命をいただくという気持ちはありません。
もちろん、それが決して悪いということではありません。
でも、自分の子どもが毎日の食卓で「お魚さんありがとう」という気持ちで食事をしてくれると嬉しいなあと思います。
子どもには生きている命をいただいて自分は生きているんだということを感じていて欲しいなあと思います。
でも、普段の生活の中でそういったことを感じることができる機会ってそんなにないのかなと思います。
世の中ではそういう勉強のことを『食育』というのでしょうか。
もちろん与えらた教育の中でそういうことを学んでいくこともとても大切なことです。
自分が子どものころにそういう授業を受けたかったなあとも思います。
その一方で、自然から子どもたちが自然と学んでいける、そんな命の学びもステキだなと思います。
三段峡にはその自然がたくさんたくさん当たり前に存在しています。
まだ、行かれたことがない方は、ぜひ三段峡を訪れてみて下さい。
『自然』と『都会』の橋渡し役として、『自然』と『都会』のまんなかに『無印良品』があることができたらとてもステキだなと思います。
無印良品広島パルコ
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