【広島パルコ】アートとくらす、よりよい明日を考える。|MUJI BOOKS

TOMMOROW

MUJI BOOKS

2022/04/14

こんにちは。MUJI BOOKS 広島パルコです。
 
このコロナ禍で家で過ごす時間について考えることが多くなりました。日々生活する中でも、家は心を休めたりリラックスできるのはもちろん、より楽しい場でありたいもの。そんなくらしを楽しくするものとしてアートの存在があります。
 
今日は、そんなアートとのくらしを考える一冊の本をご紹介します。
 
 
『柚木沙弥郎 Tomorrow』
出版社:ブルーシープ 著者:柚木 沙弥郎、大島 忠智 税込 1,100円
TOMORROW2
 
工芸とアートを横断する独自の作品で知られる染色家・柚木沙弥郎さんと、イデーのディレクター大島忠智さん。2012年に出会って意気投合し、足掛け10年柚木さんの型染め作品をインテリアと合わせて展示したり、パリの工房でリトグラフを制作したり、手に取りやすいプロダクツを開発したり。これまで二人が柚木作品を通じて提案している、豊かなくらし。この活動の中で、柚木さんの作品を見たり、知るきっかけになった方も多いかもしれません。
 
この本は、柚木さんと大島さんのこれまで見出したものと、これから目指すものを取材してまとめたものです。
 
 
先日、私は島根県の浜田市世界こども美術館で開催中の『柚木沙弥郎の世界』に行ってきました。
柚木沙弥郎の世界
会場いっぱいに展示された柚木さんの作品。ユーモアがあって、イキイキとしていて、まさに柚木さんそのものでした。
 
柚木さん1
 
柚木さん2
印象深かったのは「物心ついたのは80歳になってから」という言葉。今年100歳となる今も現役で新しい作品を生み出し、目を輝かせる柚木さんを見ていると、自分なんでまだまだ赤ちゃんのように思えてきます。
 
 
大島さんは柚木さんと出会い、アートのある暮らしについて深く考えるようになり、自宅インテリアも巨大なおもちゃ箱のような柚木さんの部屋とよく似てきていたり。そして未来に向けたアートの活動「草の根運動」を始めたことも。大島さんにとって柚木さんの存在と影響力がとても大きかったように、作品を見た私も、そのエネルギーや考え方に心を揺さぶられてしまいました。
 
『Tomorrow』にはまさに二人の活動の目指す“あした”への思いが込められています。ぜひ店頭でお手に取って、その思いに触れてみてくださいね。
 
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