こんにちは。MUJI BOOKS 広島パルコです。
雨の日ばかりで蒸し暑い日が続いていますね。
梅雨真っ只中ですが、日本はそもそも世界の中でも雨の多い国。一年を通して雨と関わりながら生活しているんです。
今日は、憂鬱な気分になりがちな雨の日も、ちょっと好きになりそうな本をご紹介いたします。
『おじさんのかさ』
出版社:講談社 作・絵:佐野 洋子 税込 1,540円
傘を大事にしすぎて、雨が降っても傘をさしたくないおじさん。ある日雨の日に楽しそうに傘をさす子どもたちを見て、おじさんは傘をさしてみます。私も子どもの頃は雨の音に耳を澄ませてみたり、水たまりに入ってみたり、純粋に雨を楽しんでいたなと思い出しました。雨の日に、お気に入りの傘を持って出かけたくなる一冊です。
『かさ』
出版社:文研出版 作・絵:太田 大八 税込 1,210円
雨の中、赤い傘をさした女の子が、黒い大きな傘を持ってお父さんを迎えに行きます。文字はなく、モノクロで描かれた景色の中に女の子の赤い傘だけが彩られ、とても印象的。きっと昔はよく見られた光景なのだと思いますが、こんな風に傘を持って迎えに行くって改めて見てすてきですよね。大人が読んでも楽しいおしゃれな絵本です。
本を見ていると、雨の日もなんだか悪くないなと思えてきます。
雨音を聴きながらお家でゆったり本を開き、たまにはすてきな傘を手にお出かけするのも楽しそうですね。
MUJI BOOKS広島パルコでは特集『雨の日の本』を展開中。
雨の日の物語や、雨のことばなど、雨にまつわる本を集めています。
ぜひ、雨の日を楽しくすごすヒントにしてみてくださいね。
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