こんにちは。MUJI BOOKS 広島パルコです。
たべものに限らず「おいしい」という感覚や体験、ありますよね。今までは当たり前のように感じていたことのはずなのに、近年のくらしの変化により忘れてしまっていませんか。
4月のMUJI BOOKSの特集は『おいしい文庫』。
今回は、くらしに感じる「おいしい」を5つのテーマに分けてご紹介しています。
【あかるい食卓】
大切な誰かと囲む「口福」な食卓の世界。
【ことばのうま味】
くらしを豊かにするスパイスや珍味や漢方のような言葉たち。
【草木虫魚】
おうち時間をたのしむ庭仕事エッセイから散歩たたのしくなる図鑑まで。
【2時間ばかりの物語】
たまにはケータイの電源を切って想像の旅に出かけたくなる、2時間ばかりで読める名作。
【おはなしのろうそく】
読み聞かせたい、日本と世界の昔話や童話。
今回はこの中からのご紹介です。
『夏への扉』
出版社:早川書房 著者:ロバート・A・ハインライン 税込 924円
飼い猫のピートと主人公ダンの時空を超えたSF冒険作。ロボット、冷凍睡眠、時間旅行。こんなワードを聞くだけでもわくわくしてしまう。一気に物語に引き込み楽しませてくれるハインラインの古典的名作。
『悲しみの秘義』
出版社;文藝春秋 著者:若松 英輔 税込 803円
宮沢賢治、須賀敦子、神谷美穂子、リルケ、プラトンなど、名著の文章を紐解きながら著者の深い悲しみについて掘り下げている一冊。その心の声が聞こえてくるような、美しい言葉に心を掴まれるかも。刺繍作家の沖潤子さんによる装丁も素晴らしいです。
『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』
出版社:文藝春秋 著者:高野 秀行 税込 990円
辺境探検家でありノンフィクション作家の著者が、自ら身体を張って旅して食した世界の奇食・珍食。聞いたこともない食の連続に、自分はなんて狭い世界で生きていたんだと思い知らされます。奥深い世界の食卓は知れば知るほどおもしろい。
自分も世界も、いつもを違う今年の春。
くらしの中の、新しい「おいしい」を味わってみませんか。
特集『おいし文庫』は7階Open MUJIにて展開中です。ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。
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