こんにちは。MUJI BOOKS広島パルコです。
ちょうど今夏休み中という方、毎日仕事や勉強、家事など日々のあれこれに追われている方。そのどちらにもおすすめしたいもの、それはマンガです。
只今MUJI BOOKS 広島パルコでは、この夏に読みたい、元気をくれるマンガの特集をしています。
今回は、そのラインナップからのご紹介です。
『8月のソーダ水』
出版社:太田出版 著者:コマツ シンヤ 税込 1,650円
谷川俊太郎さんも大推薦する、新鋭コマツシンヤさん。海辺に住む主人公の少女に不思議ですてきな出来事が起こる毎日。キャラクターもかわいらしいのですが、全ページカラーで描かれる世界はどこを開いても美しく、清涼感たっぷりでまさしくソーダみたい。爽やかな風が吹き抜けるような、夏にぴったりの一冊です。
『冬のUFO・夏の怪獣』
出版社:ナナロク社 著者:クリハラ タカシ 税込 1,320円
日常のちょっと不思議な瞬間や小さな事件、ちょっとおかしな出来事も、登場人物にとってはふつうの時間。ゆるくて穏やかで、そして時々クスッと笑えたりして、微笑ましくてやさしい時間が流れる一冊。四コマや短編で構成されていて、壮大なストーリーはないけど、今まで出会ったことのない空気感。読み終えても、ふとした時にまた開きたくなりそう。
『うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81』
出版社:太田出版 著者:佐々木 マキ 税込 3,135円
1960年代に「ガロ」で鮮烈なデビューを果たした著者の、初期の前衛的マンガ集。初期は実験的な作風でかなりシュールで異質な世界観。独特な絵のタッチは今見てもかっこよくて、著者の作品を絵本やイラストでしか知らない方が見たらびっくりするかも。ちなみに帯のコメントは村上春樹さん(『風の歌を聞け』の表紙は佐々木マキさんですよね)。400ページ超えでボリューム大。夏の夜長にいかがでしょうか。
特集『元気になれる マンガ・ワールド』は7階Open MUJIにて展開中。ご紹介した以外にも楽しいマンガがたくさん並んでいます。
疲れた心に元気をくれるマンガたち。この夏のくらしのお供に加えてみませんか。
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