最近はあまり遠くへ外出もできないし、お休みはゆっくりお家で過ごすという方も多いかと思います。でもお家にずっといるもの飽きてしまいますよね。そんな時、本はくらしを助けてくれる存在です。
今回はMUJI BOOKSから気軽に手に取れて読みやすい、おすすめの本をご紹介します。
こちら、MUJI BOOSKSから発行されている、文庫本『人と物』シリーズです。
無印良品では、「ずっといい言葉」とともに本のあるくらしを提案しています。こちらは「人と物」をコンセプトに、ずっといい言葉を文庫本にしたシリーズ。
カバーもなく、帯が付いているだけのシンプルな装丁。随筆家、詩人、科学者、映画監督などジャンルは問わずくらしをみつめた文筆家を取り上げ、様々な作品から短編を集めて一人一冊にコンパクトに編集してあります。
このシリーズは、これまで4回に渡って全12冊刊行されています。
≪第一弾≫
『人と物1 柳 宗悦』
『人と物2 花森 安治』
『人と物3 小津 安二郎』
≪第二弾≫
『人と物4 佐野 洋子』
『人と物5 茨木 のり子』
『人と物6 米原 万里』
≪第三弾≫
『人と物7 秋岡 芳夫』
『人と物8 伊丹 十三』
『人と物9 濱谷 浩』
≪第四弾≫
『人と物10 桑澤 洋子』
『人と物11 杉浦 日向子』
『人と物12 白洲 正子』
出版社:MUJI BOOKS 税込:550円
→
ネットストアはこちら
※ネットストアでは一部品切れの商品がございます。
どの文筆家も多くの本を出版されていますが、その中から印象的なことばや随筆が抜粋されているのでどこを読んでも面白いんです。さらに本人の愛用品を写真に収めた「くらしの形見」では、文庫本ながらカラーで紹介もされていて見ているだけでも楽しい!
様々なジャンルにおけるものづくりの達人たちの言葉や考え方は、読んでいると自分の中にはなかった新しい扉を開かれたような、こころが豊かになる感覚に。
私はいつも本を読みながら、良い言葉に付箋を付けるのですが、普通に読んでいてもこうなりました。この本の素晴らしさ、伝わりますか?
サイズは小さく、どれも150ページ程度でこんなに薄い本。
ですが様々な作品から選りすぐられたものなので、内容はとても濃いのに本当にあっという間に読めてしまいます。そして一冊550円とお手頃。プレゼントにそっと添えても素敵ですよ。
名前は聞いたことあるけど詳しく知らないという方や、普段あまり本を読まないという方でもとても読みやすいので、ぜひ手に取っていただきたいシリーズです。皆さまも、今度の休日は「人と物」から先人たちの言葉に学んでみませんか?
MUJI BOOKSはこちら
無印良品 広島パルコ