こんにちは、MUJIBOOKS広島パルコです。
今回おすすめする本は『空の辞典』です。
広島もようやく梅雨に入り、連日曇りや雨の日が続いています。
どんよりした空を眺めていると気分もふさぎがちになります。
そんな時読んでみて欲しいのが『空の辞典』です。
様々な空模様が「雲」「風」「雨」「雪」「霧」「光」「色」の7つのテーマに分けられて紹介されています。
写真家小河俊哉氏の美しい空の写真とともに、その空模様の分かりやすい解説の一言が添えられています。
どの写真もとてもきれいで、目を奪われますが、個人的に「彩雲」の項の写真がいちおしです。
七色の光で雲が彩られている様子がとても幻想的で、見ていると心が躍ります。
所々に差し込まれている詩も、ポジティブなものが多く、じんわりと心に染みてくるので、
ただの言葉の解説をしているだけの辞典ではないなと感心させられます。
詩の方のおすすめはP.292の夕暮れについて書かれているものです。
赤やオレンジに染まった夕方の空の写真とともに添えられている一言がとても良いです。
小さめのコロンとしたフォルムで、本自体もいつもそばに置いておきたくなる大きさです。
装丁も素敵なので、プレゼントにもとてもおすすめの本です。
無印良品広島パルコにお越しの際は、ぜひお手に取ってみてください。
『空の辞典』
小河俊哉
雷鳥社
無印良品 広島パルコ