毎日当たり前のように使っている名前。その慣れ親しんだ名前と新たな気持ちで出逢い、向き合う。そんな素敵なイベントを開催いたしました。
11月30日のイベントレポートです。
お越しいただいたのは、素描家 shunshunさん。“素描”とは素直に、素朴に、素早く描くこと。shunshunさんの作品は、単色のボールペンでとても繊細に美しく描かれており、その世界に吸い込まれてしまいそうな不思議な魅力があります。
今回のイベントはName Drawing。Drawingの語源である「Draw」には「引き出す」という意味があります。皆さまのお名前からどんなイメージが引き出されるのか、とても楽しみです!
始めはshunshunさんとの自然な会話から始まります。
「お名前の由来は何ですか?」「好きなことは何ですか?」などの質問から始まり、そこから広がるお客さまとshunshunさんの楽しそうな会話が聞こえてきます。
そして会話とお名前からインスピレーションを受け、ボールペンでドローイングが始まります。
shunshunさんのドローイングは、フリーハンドで描かれます。「字が絵に見えてくるんです」とshunshunさん。
さらさらと描かれていくその光景に、「すごい!」「きれい~!」などの声や、動画で撮影する方も。
ものの5分程で、素晴らしいName Drawingが完成しました!そしてshunshunさんが一つ一つ、丁寧に説明をしてくれます。
完成した作品を少しご紹介いたします。
歌うことが大好きなこちらの方、お名前に「月」という文字がたくさん入っていて、それがマイクの形になっていますね。「美」という文字はカクテルグラスとバーカウンターに。
お二人のお子さまのお名前が入ったこちら。本が大好きなお姉ちゃん、バレリーナになりたい笑顔がかわいい妹さん。同じ「子」という文字が全く違う形に描かれました。
ロードバイクが大好きなお子さまへ。「生」という文字はご家族でよくサイクリングに行くしまなみ街道に。複数の文字が繋がって一つの絵になっています。
今回のイベントは県外からお越しいただいた方、東京のお子さまに頼まれて来られたお母さん、今年産まれたご自身の赤ちゃんに、などなどたくさんのお客さまにご参加いただきました。
毎日使っている名前なのに、自分でも気づかなかった発見があったり、好きな物が絵となって表現されたり。まるで皆さまのこれまでの道のりや、人となりが名前から浮かび上がってくるようでした。
実は私も先日Name Drawingを体験させていただきました。イベント当日もディスプレイしていたこちらです。
shunshunさんはとても穏やかで優しい雰囲気の方で、会話やドローイングの時間も心が浄化されて行くような、不思議な感覚に。
こちらはフレームに飾り、家で毎日眺めています。見ていると自分の大切にしていること、好きなことをもっと大事にしたいなと感じたり、あたたかい気持ちになります。そして、この名前を付けてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ご参加いただいた皆さまにもとても喜んでいただきました。世界に一つだけの線画。ぜひ大切にして、素敵に飾っていただけたらと思います!
無印良品 広島パルコでは、様々なイベントを開催しています。イベントページをぜひチェックしてみてくださいね。
無印良品 広島パルコのイベントページはこちら
無印良品 広島パルコ