【広島パルコ】活版印刷でノートづくり|イベントレポート

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2024/01/18

みなさんこんにちは。無印良品 広島パルコです。
 
新しい年は、お気に入りの新しいノートで始めたいですよね。先日は、活版印刷でオリジナルノートをつくるワークショップを開催しました。
 
 
講師は活版カムパネルラさん。 
海と坂のまち・尾道で活版印刷と雑貨を扱うお店です。尾道らしい昔ながらの景観が残る山手エリアで古い民家を改装し2016年にオープンされ、デザインやものづくりの面白さに触れるきっかけになることを願って、どなたでも楽しめる印刷体験を開催しています。
活版カムパネルラ Instagram
 

ちなみに、活版印刷(かっぱんいんさつ)とは。
文字が判子状になった「活字」ひとつひとつを並べて版を作り、表面の凹凸にインクをつけて紙に転写する技法。15世紀ドイツで聖書が印刷されたことで世界に広まり、日本では1965~75年頃が全盛期とされます。
 
 
今回は無印良品のノートに、絶滅動物のイラストと好きな言葉の活字を拾い集めて印刷してもらいます。
 
イラストを決めたら、活字を拾っていく「文選」という作業から。
ズラリと並ぶ活字、見ているだけでワクワクしますね。
 
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版を印刷機に取り付けるために、枠に組み付けてもらいました。版の周りには木や金属でできたしめ木、しめ金が敷き詰められており、ジャッキでしっかり固定させます。
 
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いよいよ活版印刷機に版を取り付けて、ノートに印刷です。ハンドルをグッと圧力をかけ、ノートに印刷します。
 
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丸い所にインクが乗っていて、ハンドルを下ろすことでローラーがインクを巻き取り、紙に印刷されます。
「わぁ、こんな仕組みなんですね」とみなさんとても興味津々。
 
昔は使っている方も多かった活版印刷機。今は復刻版が受注生産で高値でつくられることはあるようなのですが、なかなか手に入らないのだそう。この印刷機もとっても古いものだそうです。
 
 
イラストと共に好きな言葉や思い入れのある言葉などを入れていただき、オリジナルのすてきなノートがたくさん完成しました。
 
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実際に目の前で体感するから分かるインクの匂いや、活版ならではの凹凸の手触り。風合いや掠れ具合も、また味があってかっこいいですよね。
 
活版の様々な道具やその呼び名、活版の仕組みなど、私たちもお話を伺っていると、聞けば聞くほど奥深くて本当におもしろかったです。
かつては印刷の中心的存在だった活版を、今実際に体験できるというのはとても貴重な機会。参加いただいたみなさんも活版に興味津々で、楽しそうにお話をされていました。
 
すてきな活版印刷のノート、これからぜひたくさん愛用してもらえたらうれしいです。
 
 
無印良品 広島パルコでは、地域のみなさんと交流するイベントを開催しています。今後も、楽しいイベントが続々決まっています。広島の魅力を体感しに、ぜひお越しくださいね。
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