【広島パルコ】鍛金で作る銅のお皿|イベントレポート

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2023/11/10

みなさんこんにちは。無印良品 広島パルコです。
 
みなさんは、鍛金(たんきん)をご存知でしょうか。
鍛金とは、金属の板を金鎚で打ち起こすことで立体物を作る技法です。
先日はこの伝統技法を体験するワークショップを開催しました。
 
 
講師はいゑもりの矢竹 純さん。廿日市市栗栖に鍛金工房"いゑもり"を立ち上げ、銅の生活工芸品を中心に制作、活動をされています。

「いゑもり」Instagram
 
鍛金は、江戸時代から日本の各地で薬缶など生活工芸品を中心に多く作られてきました。近代化とともに量産の出来ない鍛金は数を減らし、もはや絶滅危惧種となってしまったそう。
矢竹さんは、そんな鍛金を少しでも世に広められたら、という思いで活動されています。
 
 
みなさん初めての鍛金体験。まずは矢竹さんに金槌の種類や使い方を教わり、お手本を見せてもらいました。
みるみると美しい模様が写し出される様子は、見ていてもおもしろく「わぁ、すごい」とみなさん興味津々。
 
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金槌にはこんな風にそれぞれいろんな模様が入っていて、叩くことで銅に跡がつく仕組みです。
 

まずは端材で使い方や力加減を試しながら練習。しっかり練習したら本番です。
 
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模様の入った金槌の他にも、こちらのタガネという細い棒で刻印も。
店内にカンカンと楽しげな音が響きます。
 
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最後は木枠にはめて、お皿の形に曲げていきます。
 
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完成したお皿がこちら。
 
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思い思いの文字や模様が入った、世界に一つだけの銅のお皿です。どれもすてきでかっこいいですね。
 
銅は使っていくうちに色が変化し、アンティークのような風合いになります。つくる楽しさを体験した後は、育てていくのもまた楽しみ。
ぜひ長く愛用してもらえたらうれしいです。
 
 
矢竹さんの鍛金工房では、お皿以外にもスプーンやぐい呑み、フライパンなど、鍛金でいろんなものをつくるワークショップをされています。今回のワークショップの後、早速いゑもりさんの工房を訪れた参加者の方もいらっしゃったようですよ。
ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
 
 
無印良品 広島パルコでは、地域のみなさんと交流するイベントを開催しています。秋冬も、楽しいイベントが続々決まっています。広島の魅力を体感しに、ぜひお越しくださいね。
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