みなさんこんにちは。無印良品 広島パルコです。
先日、編綯 amunau 陣内 綾さんをお招きして、藁細工のワークショップを開催しました。
大学生のときに出会った藁細工に魅了され、現在は東広島市豊栄町の地域おこし協力隊としても活動されています。
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今回は東広島市豊栄町産の稲藁を使って、卓上ほうきをつくります。ほうきは「厄を掃く」と言う意味合いもあり、縁起物でもあるんだそうですよ。
使うのは稲藁の芯にあたる「シビ」と言われる、このギザギザした部分。
シビという言い方は私も聞いたことがありましたが広島に伝わる言い方で、全国的には「ミゴ」と呼ばれているんだそうです。
そして意外と知らない方も多いですが、藁細工には長くて柔らかい、もち米の藁を使います。
藁の束をつくり、毛糸で束ねて繋げていきます。毛糸の結び方や結び終わりの位置などが決まっているので、よくよく確認しながら。
ちなみにこの毛糸は、手染め・手つむぎで生み出される「豊栄ウール工房」のもの。つまり全て豊栄の素材でできたほうきなんです。どれもすてきな色合い。結び目ごとに変えられるので個性が出ますね。
穂先と持ち手をはさみでカットして整えたら出来上がり。みなさんの作品を並べてみました。とってもすてきです。
「自然のものってかわいいですね」との声も。全て豊栄の素材でできた、手づくりの卓上ほうき。これは愛着も湧きますね。
地域の素材を使った伝統的な手しごと。体験する機会ってなかなかないですが、自分の手でつくる楽しさや難しさも知れたり、様々な意味合いも知れて学びも多く、本当におもしろいし勉強になります。
「使っていくうちに、掃いた方向に藁が流れて、形もキレイになっていくので、そんな変化も楽しんで欲しい」と陣内さん。
飾ってもかわいいし絵になる稲藁の卓上ほうきですが、実用的なものなのでぜひたくさん使って楽しんでもらいたいなと思います。
無印良品 広島パルコでは様々な楽しいイベントを企画しています。3月はイベントはお休み、次回は4月以降に開催いたします。イベント情報をぜひチェックしてみてくださいね。
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