こんにちは。無印良品 広島パルコです。
藍染めに使われる「藍」。実は広島にとても馴染み深い存在なのをご存知でしょうか。
江戸時代、広島では産業として藍染めが盛んに行われていました。三篠地区は上等な生藍を生産していて地域の貴重な産物だったそうで、藍畑や紺屋があったんだとか。
先日は開催したのは、その藍染めを体験するワークショップです。
講師は染織家の片島 蘭さん。
横川にアトリエを構え、染織を軸に制作・リサーチ・染織ワークショップやアートプロジェクトを行なっています。
⇒
片島蘭 Instagram
片島さんが藍について調べていく中で、実は横川や三篠が藍染めと関わりが深いことを知り、2年前から藍のプロジェクトを立ち上げ。地域と小学校が連携して、種から藍を育てているのだそう。
今回は、そこで採れた生の藍を使って藍染めを体験します。
まずは古着の絹のハンカチに模様をつけるための下準備。輪ゴムや割り箸でとめて、好きな柄をつくります。
前日に採ったばかりの藍の葉。こんな感じなんですねぇ。葉をとり、水と一緒にミキサーにかけます。料理してるみたいで楽しいです。
化学薬品は使わず、生の藍の葉と水だけで染めて行きますよ。
染液に布をしっかり、ザブザブと。緑の液体なのに、「これが藍色に染まるのかな」と不思議に思いますよね。
10分ほど経つとだんだを藍色に変化してきました。
輪ゴムや割り箸を外してしっかり水洗いすれば、完成です。「わぁ、きれいっ」とみなさま感動で拍手が起きました。
絞り方によっては丸になるとも限らないので、お花みたいになったり、島みたいになったり。割り箸で染めた方も、一つ一つ全部違いますよね。本当におもしろいです。
「藍染め、すごくやってみたかったんです」「藍の葉って買えるんですか。家でもやりたいなぁ」とみなさま興味津々。片島さんとたくさんお話されて盛り上がっていました。
地域の歴史を学びながら藍染めを体験する、とても楽しいすてきなワークショップになりました。片島さんの活動もぜひ注目してみてくださいね。
無印良品 広島パルコでは、毎週様々なイベントを企画しています。イベント情報をぜひチェックしてみてくださいね。
⇒
無印良品 広島パルコのイベント情報はこちら
無印良品 広島パルコ