皆さんこんにちは!インテリアアドバイザーの林・金野です。
さて、今日ご紹介する内容は、引越や模様替えを検討されている方必見です!
前回の配置編は、もうお読みいただけましたでしょうか。
今回は、『色』のお話です。
お部屋に限らず、色の組み合わせを考えるときってワクワクしませんか。
でも、お洋服は毎日違うものを着るのに、お部屋の色って固定しがちではありませんか?
実は、色って気づかないうちに心にも大きく影響しているのです。
私は、日々の生活でリラックスできる自分の部屋こそ、色を変えて、気持ちを切り替えるのが良いのではと考えます。
色を決めていくときにポイントになることが3つあります。
・どこをアクセントにするか。(主役はどの家具にするか)
・どんな雰囲気の部屋にしたいのか。
・好きな色は何か。(普段何色のお洋服を着ることが多いか)
またまた想像してみてください。。。
実は、3色にまとめるとお部屋がバランスよくまとまって見えるんです。
ホテルのお部屋ってあまり色がたくさん無いですよね?
誰でもリラックスできる雰囲気にするために考えられて設計されているからなのです。
割合は
壁や天井→家具やカーテン→アクセント(クッションや主役にしたい家具)
数字にすると 7:2:1 がオススメです。
面積の広い物から色を決めると失敗しにくいです。
先ほどの1Kのお部屋で見てみましょう。
まずは失敗例を。
全体をグリーン系で統一していますが、
大きな面積が全てグリーンなので重く見えてしまいます。
ソファを主役にするためにグリーンを減らしてみます。
ソファが引き立って見えませんか?
ぱっと見の印象も明るいですよね。
カーテンをソファのグリーンに合わせたのでソファが浮きすぎて見えることもありません。
更に、お部屋に入った時の印象で、
奥になる色(今回はカーテン)を薄い色にすると奥行き感が生まれて、お部屋が広く見えます。
色の話つながりで、季節感を出したいとき。
せっかく四季のある国に住んでいるのだから、お部屋にも季節感を出せたら素敵ですよね。
ラグを毎回変えるのは大変だと思うので、
クッションなどを変えて季節感を出したコーディネートです。
~春~
新緑をイメージさせる鮮やかなグリーンをアクセントに。
ピンクやイエローなどビタミンカラーもOKです。
〜夏〜
海をイメージさせるブルーやネイビー×ホワイトで爽やかに。
クッションはボーダー柄や麻素材などにすると、より涼しげな印象になること間違いなし。
〜秋冬〜
落ち着いた深い色味の
チャコールやグレー、ベージュを使ってリラックスできるように。
紅葉をイメージするオレンジや赤の小物が相性抜群です!
ウールやコーデュロイなど柔らかく起毛のある素材にすると暖かみがあります。
最後に少しだけカーテンのお話。
カーテンの種類を変えるだけでガラッと印象を変えられます。
私たちが自宅で撮ってきた実例写真です。
・とにかくスッキリ派のあなたには…
バーチカルブラインドを。
オフィスで見たことある方多いと思います。
縦のラインが強調されるので、天井が高く見え、とにかくスッキリ。
出入りの多い掃き出し窓にオススメです。
私はお気に入りのこのチェアに座りながらブラインド越しの外をぼーっと眺める時間が好きです。
・視線を遮りながらも景色や明るさを取り入れたいあなたには…
プリーツカーテン×レースカーテンを。
タッセル(カーテンを束ねる紐)をアクセントにすると雰囲気がより良くなります。
・光と風を上手く取り入れたい、腰窓や少し高い位置にある、
そんなあなたには…
ブラインドを。
木製ブラインドならアルミよりもお部屋に馴染みやすく、家具感覚で高級感もあります。
アルミより静電気が起きにくいので、ホコリが付きにくい嬉しいメリットもあるのです。
でも…
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