オランダのアムステルダム生まれの絵本作家レオ=レオニは
『スイミー』や『フレデリック』などたくさんの有名で愛される絵本を発表、米国でもっとも活躍した芸術家のひとりです。
今回はそんなレオ=レオニの代表作のひとつである『じぶんだけの いろ』より、
表紙をめくってすぐ、訳者の谷川俊太郎さんの文より、今日のずっといい言葉をご紹介いたします。
「この主人公たちは、自分たちの弱さを恥じもしないかわりに、自分たちの強さを誇りもしません。
そこに私は、作者の生き物に対する優しさを見ます。」
『じぶんだけの いろ』 (好学社 税込 ¥1430) 著者:レオ=レオニ 訳:谷川俊太郎
「自分の色がないことに悩むカメレオン、ある日もう一匹のカメレオンに出会って、すばらしい答えを見つけます。(好学社HPより抜粋)」
レオレオニの絵本に共通してみられるテーマは個性と役割。
またさまざまな技法が使用されて描かれている点も魅力の一つです。
レオレオニが描く、ちょっぴり変わった主人公たちは、みな個性を生かして生を全うしています。
他と違うことを恥じもせず誇りもしないという生き方は潔く、静かな感動を与えてくれます。
あちこちわたり歩くことで自分の色を見失い、悩んでしまうカメレオン。
主人公の旅路がどのようになるか、結末が気になる方は是非本書をお手に取ってご覧くださいませ。
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