みなさま、こんにちは【Colette・Mareみなとみらい】BOOKS担当Nです。
風が冷たくなるとともに秋らしい季節になってきました。
秋といえば読書の秋です。
少し日々の忙しさを忘れる時間を設けて、読書を楽しみませんか。
今月のMUJI BOOKSのテーマは『下を向いて歩こう』です。
植物学者、農学校の先生で詩人、いつも子供の目線で絵を描いた画家。
足元にこそ世界がある。うつむいて歩けば意外な発見や出会いがあるものです。
『牧野 富太郎』
生涯を草木に捧げた日本植物学者の父が語るユーモラスな植物談義を収録した新刊を軸に
富太郎に関する本を紹介します。
「草木と見た夢」
貧しさや困難に見舞われながらも「草を褥に木の根を枕花を恋して90年」の言葉どおり、
ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生涯を簡潔な文と
美しい絵で描く伝記絵本です。
『宮沢 賢治』
農学校の先生でもあった宮沢賢治は足元の自然を愛し、地球の裏側に想いを馳せた作品世界には、
サステナブルな社会やSDGsの原型があります。
「雨ニモマケズ」
子供たちには新鮮な感動を、大人には一味違う読み応えのある物語絵本です。
『茂田井 武』
かつて子どもだったすべての大人へ。
夭折の天才画家、茂田井 武は子供の目線で絵を描き続けました。
「野ばら」
野ばらをはじめとするロマンチシズム時代の童話8編に、童画家茂田井の素朴で味のある挿画の1冊です。
『路上観察』
うだつの上がらない日も、うつむいて歩けば意外な発見や出会いがあるものです。
ウェブでは見つからない足元に広がる宇宙へいざ!
「考現学入門」
震災後の東京の町を歩き、バラックのスケッチから始まった考現学。
考現学とは何かをわかりやすく綴り、面白く資料性も高い調査報告を収録しています。
ホッとする時間に手軽に手に取れる本が揃っています。
ぜひMUJI BOOKSコーナーへお立ち寄りください。