元のすがたを忘れ、名前を失くしたものたちが最後にたどり着く場所—
先週紹介したBONBOOKの最新刊。
続いて造形作家の水田典寿さんの初めての著書を紹介します。
これまでのBONBOOKの紹介ページはこちら。
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第一弾
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第二弾
■漂着物/水田典寿
税込1,980円
海辺の無数にある漂着物、その中から何かが見えてくるものを厳選して拾い、アトリエに持ち帰り作品を作る。
水田さんにとってその一連の創作の工程は日常だそうです。
そんな水田さんの日常からうまれた作品たちは、海から流れ着いたというバックグラウンドも相まって、どこか厳かで哀愁漂う叙情的な雰囲気があります。
個展では結界を張るイメージで演出を考え、その場所の差し込む光や空気も大切にするそうです。
作品以外にも展示台となる机や棚まで、水田さん自身で作成するのが驚きです。
水田さんの初の書籍となった「漂着物」。
忘れ去られ、風化されていくモノを拾い、新たな価値を見出す彼の制作の過程を写真と文章で読み解く一冊です。
ぜひみなさんも店頭でご覧ください。
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無印良品 グランフロント大阪