MUJI BOOKSからおすすめの書籍のご紹介。
日常にあふれる全ての製品には、当然ながら「デザイン」があります。
そしてデザイナーという職業の人々が、その企業のブランディングやコンセプトに基づいて、それらのデザインを作っています。
■日本のデザイン 1945-
7,920円(税込)
編著:ナオミ・ポロック
翻訳:北川玲
出版社:河出書房新社
『デザインが日本を変えた!』
というテーマで戦後から現代までの日本のデザインヒストリーが詰まった一冊。
戦後、高度経済成長期、そして現代…
「モノづくりの日本」にとってこのテーマは大げさではありませんね。
日本を代表する著名なデザイナーの方々が紹介されています。
その中で「無印良品」というカテゴリーがあるのがとても印象的です。
1980年の創業以来「消費社会へのアンチテーゼ」として立ち上がった企業コンセプトは、日本のデザインの分野でも大きな影響を与えている事を物語っています。
また、本書のまえがきを(株)良品計画の現会長の金井政明氏が寄稿しています。
日本のモノづくりの本質をとても分かりやすく記しています。
是非まえがきにも注目して読んでいただきたいです。
モノづくりに関わる全ての人、またデザイナーを志す方には必見の一冊です。
ルーツをたどる事で気付くヒントがあるかもしれませんね。
無印良品 グランフロント大阪