— 3人の文豪の作品を漢字一文字で一冊に編む —
みなさんは、百年文庫という本をご存知ですか?
2011年に全100巻が完結しましたが、
10年経った今も尚人気を誇る、ポプラ社より出版されている名短編集です。
作品の内容もさることながら、
百年文庫のもうひとつの魅力は、
オリジナルの木版画をあしらった美しい造本にあります。
カバーをはずすと、百年文庫のもう一つの顔とも言われる表紙が現れます。
画家の安井須磨子さんによる、すべてこの百年文庫の為に掘られた作品です。
売り場の本もすべてカバーを外して並べたい!
と思うほど、1冊1冊に込められた安井さんの作品に対する熱が伝わってきます。
全100巻もある中で、どの作品から読もうかな。
と迷った際は、カバーを外して気に入った木版で選ぶのも良いかもしれませんね。
ちなみに、安井さんが100冊の中で一番最初に掘った作品は2巻の「絆」だそうですよ。
是非店頭でチラッと覗いて見て下さいね。
無印良品 グランフロント大阪