さて今回MUJIBOOKSから紹介するのはこちら。
なんだと思いますか?
…手紙? …ポストカード?
実はこちら、本 なんです。
文鳥社から出版されている文鳥文庫という本。
最大でも16Pしかない 短編名作文学 のみを扱っています。
スマートフォンの普及により、いまや本はなかなか売れません。
それにSNSの影響もあって、日本人の一度に読める文章単位が減少しつつあります。
「一冊の本」はあまりに長く、重すぎる。
そんな理由から、文鳥文庫はうまれたそうです。
小学校の教科書にものっていた、「走れメロス」
実はこれ、大人なら長くても15分あれば読めるんです。
しかし、「本」という構造を保つために多くの短編をいれて、あえて長く、分厚くする必要があったのです。
しかし文鳥文庫は「本」という形にとらわれず、
一枚の紙でこれらを表現しています。
なので一冊一冊がとてもスマート。
でも紙質が良いので、ペラペラな感じが一切なく、重厚感があります。
装丁もとってもおしゃれですよね。
気になる文鳥文庫のラインナップはこちら。
第一弾【日本文学8名作】001「走れメロス」太宰治002「注文の多い料理店」宮沢賢治003「白」芥川龍之介004「変な音」夏目漱石005「堕落論」坂口安吾006「檸檬」梶井基次郎007「手袋を買いに」新美南吉008「高瀬舟」森鴎外 第二弾【ふたり】009「刺青」谷崎潤一郎010「雪もち」幸田文011「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹012「雨の中の噴水」三島由紀夫013「初恋」尾崎翠014「メリイクリスマス」太宰治015「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸訳016「バッタと鈴虫」川端康成 ※011「四月のある晴れた朝に—」村上春樹
015「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸訳 の2作品は
文鳥文庫収録にあたり改定されております。 第三弾【謎】017「一人二役」江戸川乱歩018「東京」乙一019「ウェイクフィールド」N・ホーソーン 柴田元幸訳020「夜釣」泉鏡花021「鏡」村上春樹022「藪の中」芥川龍之介023「山月記」中島敦024「瓶詰地獄」夢野久作
誰もが一度は耳にしたことのある名作から、
意外に読んだことのない作品もあったりしませんか?
単品販売なら1冊150円(+税)
第一弾、第二弾、第三弾それぞれのセット販売なら、オリジナルのBOXに入って各弾1200円(+税)
で店頭にてお取り扱いしております。
自分用にBOXを買うのもいいですし、
お気に入りの短編をプレゼントにそっと忍ばせるもの粋ですよね。
是非、店頭にてお気に入りの一冊を見つけてみてください。
慌ただしい社会で、
忙しない毎日を、
過ごしているみなさまへ。
ちょっと一息つきながら、
文学にでも触れてみませんか。———文鳥文庫
・ご紹介の書籍は グランフロント大阪 MUJI BOOKS でお取り扱いしています
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無印良品 グランフロント大阪