7月13日、いまや恒例になったキャンドルづくりのワークショップが行われました。
講師はキャンドル作家の河合悠さん。
夏のキャンドルづくりのワークショップです。
具体的な作り方は過去のイベントレポートでご覧いただけますよ。
⇒生の灯りをつくるワークショップ|イベントレポート
今回のワークショップで河合悠さんが感じた興味深いエピソードがありました。
その様子を自身のSNSに投稿されていました。
昨日は無印良品グランフロント大阪でのワークショップでした。
参加して下さった方の中に7歳の男の子がいました。
僕の話が一通り終わり作業が始まると、男の子は一心不乱に思いの色を描きはじめ、あっと言う間に蝋燭が出来上がってしまった。
その後も用意された素材や道具に興味津々で、最後まで遊びが尽きることは無かった。
その姿は、自分が子どもだった頃の姿と重なった。
世界の隙間を縫ってふわふわと漂っていた頃のこと。
子どもは大人が定めた枠をすいすいと飛び越え、僕らが言う”集中する”とか”自由に”という言葉を簡単に無力化する。子どもは子どもの集中の領域で常に世界に働きかけているように見える。
僕自身によって定められた枠の窮屈さを教えてくれる。
2019.7.14の投稿
@_yukawai
Open MUJIは
無印良品が考えているコトを提案し、
お客さまとともに考え、会話し、
活動する空間
です。
無印良品のコンセプトでもある“感じ良いくらし”を、“生活の中で生の灯りをともすこと”を広める活動をされている河合悠さんと共に提案させて頂いているのですが、
このエピソードを聞いた時に「講師から参加者」の一方通行ではなく、一緒になって感じ良いくらしを考える場所なんだと再認識しました。
また、感じ良いくらしのキッカケは日常の何気ない物事の中に無数に存在しているようにも感じました。
何でも手に入る消費社会、とても便利な情報社会の中でもどこか満たされなさを感じる世の中で、その小さなキッカケを感じとる事ができれば—
イベント担当のスタッフはいつも講師やお客様と共にそのような“小さなキッカケ”を考える事づくりが出来ればと思いながら仕事をしています。
今回も作品が仕上がり、参加された皆さんの作品が届いております。
夏らしい爽やかな色合いですね。
ぜひ、生の灯りを生活の中で取り入れてみて下さい。
無印良品 グランフロント大阪