「日常の生活の中で絵を描くことを楽しんでもらえれば」
そう話すのは今回の主役、画家・絵本作家の阿部海太さん。
5/26に行われたワークショップのイベントレポートです。
東京藝術大学卒業後から作家として活動、現在は兵庫県の塩屋の自宅兼アトリエで日々制作をされています。
5/20~5/26の期間にOpen MUJIにてミニ作品展を開催して頂き、最終日にはデッサン教室を行いました。
デッサン教室のはじめは鉛筆を削るところから。
デッサンではカッターナイフを使って鉛筆を削ります。
かなり鋭利に、細く削るのがポイント。
鉛筆を立てる角度で濃淡や太さを自由に変えることが出来ます。
「色を塗る」
という表現を海太さんはよく用いて説明されていました。
もちろんデッサンは鉛筆を使ったモノクロの描写。
一本の鉛筆で様々な表情を出すことがデッサンの魅力なんですね。
Café & meal MUJIのその日に焼かれたパンをモチーフにしましたよ。
描き終わった後は、みなさんの作品を見合う公表を行いました。
みなさんはじめてのデッサンなのに、お上手ですね!
やってみるものです。
海太さんの適格なアドバイスもいただき充実したワークショップとなりましたね。
今回はデッサン教室の講師をして頂いたのですが、阿部海太さんの主となるお仕事は画家・絵本作家です。
「こどもかおとなか、おとこかおんなか、対象をあいまいにすることを意識してます」
海太さんの描く絵本には観る人ひとりひとりで、それぞれの捉え方が出来る想像力を与えてくれるようなイメージがあります。
実は好評の為、ミニ展示の開催は現在継続中。
実際にMUJIBOOKS選書の阿部海太さんの絵本の購入が出来ますよ!
今週の31日(金)まで延長されました。
貴重な阿部海太さんの作品展示は必見です。
是非、見に来てくださいね。
そしてまた、第2回目のデッサン教室もお楽しみに…!
無印良品 グランフロント大阪