前回に引き続き去年の12月10日(月)~25日(月)のクリスマスの時期にOpen MUJIで行われた展示『植物といろどるクリスマス』のレポートです。
▷[植物といろどるクリスマス1]花を束ねる
この展示ではOpen MUJIのガラス面の演出として島根県出身、大阪で活動するイラストレーターのミヤザキさんに絵を描いてもらいました。彼女の作風でもある突き詰められた“シンプルな線”で植物を表現してくれました。
去年も自身の個展やイラストのお仕事、ワークショップなどとても活躍されていました。今年のミヤザキさんの活躍もとても楽しみです!
今回お伝えするワークショップは2018年12月23日(日)・24日(月・祝)のまさにクリスマス真っ盛りに行われた『花とポートレイト ~大切な家族や友人、パートナーと写真を残すクリスマスの撮影会~』についてお伝えします。
Open MUJIの植物に囲まれた展示空間が少し形を変え、2日間限定のフォトスタジオに姿を変えました。
撮影を担当したのはフォトグラファーの小西健三さん。ブライダルフォトを主体とし七五三や家族写真等、人物を主軸とする写真を撮られています。また自身の表現の写真として過去には個展を行うなど幅広く活動されています。
植物のコーディネートは今回の展示の主役、for-botanical竹田さん。
花に囲まれて皆さんクリスマスという特別な日に大切な人との時間を写真に残されていました。
親子、ちいちゃな兄弟・姉妹、恋人、親子三世代、いとこ家族、などなど……
色んな“大切な人のかたち”を目の当たりにしました。
特にちいさなお子様を連れてこられる方が多かったですね。
はじめは緊張しつつも、だんだん和らいで見せてくれる笑顔に終始こちらも癒されました。
「クリスマスプレゼント楽しみだね~」とやさしく話しかける小西さん。
子供の自然な笑顔をバッチリと捉えていました。
撮影後には竹田さんからお花のプレゼントもありましたよ。
「まだ身内ではないのですが娘の彼氏も一緒に連れてきました」という家族だったり
「もうたくさん回ってきたから、つかれてご機嫌ナナメかなぁ~?」というベビーカーを押してやってきた親子や、
「これから家でクリスマスパーティーなんです」という親戚同士の家族、
「来年入籍するんです」というカップルだったり……
まさに十人十色のストーリー。
植物と写真を通して、皆さんのそれぞれのクリスマスのひと時にふれあうことが出来ました。
2日間で計34組、人数にして104名もの皆さんとの出会いがありました!
「その人に寄り添った写真を撮りたい」という小西さん
フリーランスだからこそのフットワークの軽さやその人との距離感が小西さんらしい写真に繋がるようなそんな気がしました。
本業のブライダル写真では
“結婚式場の専属カメラマンではなく、新郎新婦の専属カメラマンであること。”
をモットーにお仕事をされています。
2日間のワークショップは無事に終わり、その翌日の12月25日(火)のクリスマスに展示も無事に終了しました。
展示からワークショップ、撮影会と一環して演出していただいたfor-botanical竹田さん。
「ゆっくり時間をかけて植物を使ったコミュニケーションがしたい」と話していました。
実店舗となる「百会-hyaque-」では、沢山の種類のお花を常時用意し来店した方の要望にスピーディーに提案する、という業態ではありません。
コーディネートを主軸にしているため要望をもらってから時間をかけて提案をする。というスタイルで営業されています。
その為、値札のついた植物が並んであるわけではなく、「百会-hyaque-」はどちらかというと“人の集まるところ”としての特徴があります。
食に関してのイベントや音楽、アートパフォーマンスなどのイベントも定期的に行われています。植物を通した様々な試みから人との繋がりを大切にされています。
今後の竹田さんの活動もとても楽しみですね。
色んな思いに触れたクリスマスのOpen MUJIとなりました。
ミヤザキ ホームページ
コニコニフォトワークス
百会-hyaque-インスタグラム
無印良品 グランフロント大阪