今年の夏も暑いですね。
これからまだまだ暑くなりますが、みなさんは夏服の準備は出来ていますか。
夏にどんなものを着たら涼しいの。
どんな風に選んだらいいの。
と、お困りのあなたに本日から二日間に渡って、スタイリングアドバイザーが教える、
夏の生地についてのセミナーをお届けします。
夏らしい素材といえば、リネンやコットン等が思い浮かびます。
その素材の中でも、より涼しい生地のものを選びたいですよね。
実は、同じ素材でも生地によってもっと快適に過ごせるものがあるんです。
是非この夏、服を選ぶ際にお役立てください。
まずご紹介するのは無印良品では夏の定番素材であるサッカー生地です。
サッカー生地とは
日本ではしじら織りと呼ばれ、昔から着物づくりに用いられる手法です。
縦糸を部分的に強く張るところと、緩く張るところを交互に配して横糸と織り上げる。
するとしぼと呼ばれる波状の縦縞模様ができて、立体感を演出してくれます。
見た目にも涼しく感じられる生地です。
簡単に言うと、
異なる長さで縮んだ縦糸を使って平織りし、表面に凹凸を出した生地のこと。
特徴は
1.通気性に優れている
凹凸があるから熱や湿気を外に放出しやすく暑い空気がこもりにくい為、快適な着心地をキープします。
2.軽い
薄くて軽いのでカチッとしたジャケット、シャツでも体への負担が少ないんです。
3.手入れが簡単
凹凸があるから生地に伸縮性がありシワが目立ちにくいです。
洗濯しても薄いからすぐ乾くのは今時期本当に嬉しいですよね。
どんなものに使われているの
無印良品の商品では、
汗をかきたくない仕事でのスーツ。
蒸し暑い夏の夜を快適に過ごす甚平。
汗ばむ睡眠時のパジャマなど快適に過ごしたい夏の機能性アイテムとして人気です。
他にも、掛け布団カバーなどの寝具にも使われています。
意外と身近なものにも使われているサッカー生地。
どんなものかわかりましたか。
暑い夏を乗り切るためには様々な工夫が必要です。
まずは素材の特徴を知って、身近なものから取り入れてみてはいかがでしょうか。
本日はこちらでオンラインセミナーを終了させて頂きます。
明日もお楽しみに。
無印良品近鉄あべのハルカス